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「誰かが教えてくれることを信じるのではなく、自分で考えて行動する」ためには、矛盾だらけの「現実」をありのままに把握することから始めるリアリスト思考が欠かせません。「考える・書く力」の研修を手がける開米瑞浩が、現実の社会問題を相手にリアリスト思考を実践してゆくブログです。

地味な基本動作がエラー率を下げるということ

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 こんにちは、社会人の文書化能力向上研修に取り組んでいる開米瑞浩です。
 今日は、誠Biz.IDでの連載「説明書を書く悩み解決相談室」の新着記事のお知らせです。

→ 地味な「基本動作」がエラー率の低減につながる法則

これらの基本動作はどれも1つ1つの難易度は高くありません。動作としては単純なものばかりです。ただ、それをバカにせず凡事徹底することが求められます。もし徹底することを忘れると、どこかでエラーが入り込みます。
基本動作は種類も少なく簡単に見えます。そのためどうしても軽視されやすく、初心者のうちは守っていてもある程度熟練してくるとついつい省略したがる傾向が出てきます。これは非常に悪い兆候で、遅かれ早かれ何らかの事故が起きることは避けられません。その規模が大きいか小さいかは運次第です。



見た目に派手な「専門知識」領域のほうに注目が集まることが多いんですけど、だれかが出した答えだけ覚えてたって全然応用が効かないので、「基本動作」をおろそかにしてはいけないのです。

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