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雨の休日に似合うのはボサノヴァではなくてレッド・ツェッペリン

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この週末は、雨というよりは、春の嵐という表現の方がピッタリの大荒れの天気だった。久しぶりに、一日中家の中で過ごしたという人も多かったのではないだろうか。

ところで、誰が言い出したのかはわからないが、雨の休日にはボサノヴァが似合うとされている。つい最近も、雑誌の名前はもう覚えていないが、ある最近売り出し中の女優が、雨の降った休みの日にはボサノヴァを良く聴くのだと、インタービューに答えていたのを読んだ。

ボサノヴァと日曜日の相性がいいのは認める。日曜日に、昼間からビールでも飲みながらジョアン・ジルベルトを聴いていると、本当に心身ともにリラックスできて最高だ。おまけに、『ドミンゴ(日曜日)』(カエターノ・ヴェローゾ&ガル・コスタが共演した名盤)なんていうタイトルのアルバムもあるくらい。

ところが、雨の日にボサノヴァとなると、ちょっと怪しくなってくる。なぜなら、ボサノヴァ特有のあの語りかけるようなボーカルが、相当大きな音量にでもしない限り、雨の音にかき消されてしまうからだ。これは、何度も試したことがあるので間違いない。ジョアン・ジルベルトの歌もギターも、雨の音にかき消されてしまってよく聴き取れない。

だから、雨の休日にボサノヴァというのは、スタイルとしてはあるのかもしれないが、実際にはほとんど意味をなさないということになる。ボサノヴァは、静かな夜に一人で聴くのに限る。あれほど静寂に似合う音楽もないのではと思っているほどだ。

むしろ、雨の休日に似合うのはレッド・ツェッペリンである。昨日も、子供と遊んでいる間中ずっとレッド・ツェッペリンをかけていたのだが、雨の日、特に嵐の日にレッド・ツェッペリンは最高に合う。ジョン・ボーナムのドラムが、雨の音にかき消されることなくズンズンと響いてきて心地よいのだ。

というわけで、この週末は久しぶりにレッド・ツェッペリンの音楽にどっぷり浸かった休日だったわけだが、レッド・ツェッペリンが最高のロック・バンドだということを再認識させられた週末だった。

今回彼らのアルバムを改めてじっくりと聴いてみてわかったのだが、意外にもアコースティックな曲が多い。そして、このアコースティックな曲が、アルバム全体の完成度を高めるのに大きく貢献している。そんじょそこらの凡庸なハードロック・バンドとは、やはりレベルが違うということを痛感させられた。

雨の休日には、ボサノヴァではなく、大音量でレッド・ツェッペリンを聴くのがお薦めである。

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