ジャコ・パストリアス没後20年......
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ジャコ・パストリアスが亡くなったのが1987年だから、今年で没後20年になる。彼の場合、亡くなってからの人気も凄まじい。相変わらず未発表の音源が続々とCD化されているし、セールス的にもまあまあのようだ。
僕がジャコ・パストリアスの演奏を始めて聴いたのは、ウェザー・リポートの『ブラック・マーケット』というアルバム。あの時の衝撃は今でも忘れられない。『ブラック・マーケット』は当時サックスの手本にしていたウェイン・ショーターを目当てで買ったアルバムだったけど、聴き終わった時にはジャコ・パストリアスの虜になっていたっけ。
世間一般では、ウェザー・リポートの最高傑作とも言われている『ヘビー・ウェザー』を推す人が多いんだろうけど、ジャコ・パストリアスのウェザー・リポート初参加という歴史性と、個人的な思い入れから僕は断然『ブラック・マーケット』の方を推す。ちなみに、去年ヤフオクで紙ジャケも落札済み。
ジャコ・パストリアスのことを書きたくなったのは、僕が尊敬する浅石さんのブログに触発されたから。浅石さんは『ジャズ・ライフ』の副編集長を務めた後、プロモーターとして唯一の日本人としてマイルス・ディビスのツアーに参加していた人。
世間的にはまだまったくの無名だけど、彼のブログは音楽ファンにとって最高の贈り物。マイルスと初対面のタモリが、緊張のあまりまともに話もできなかったエピソードなどが満載のブログは読んでいて本当に面白い。
今日更新されたブログに、たまたまジャコ・パストリアス晩年の様子が書かれていたので、それに触発されてしまったというわけ。
浅石さんのブログ、超お薦め!
※ 参考情報
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