2006年後半はSNS業界に黒船襲来!?
昨日は、久しぶりに家族三人でヨコハマに出かけました。ヨコハマで東急東横線に乗り換えて、みなとみらいの方まで足を伸ばしたのですが、もう夏のセールが始まっているんですね。とにかく、人が多いのにビックリ。久しぶりの人混みだったせいでしょうか、見ているだけで疲労感がじわっと。。。いくら家族サービスとはいえ、これには本当に参りました。
買い物に付合わされ、家に着いたのは夜の7時30分。少し仕事を片付けてから寝るつもりでいたのですが、疲れきっていて何もする気が起きません。結局あきらめて、昨日は11時30分には就寝。おかげで、たまっていた疲れも完全にとれたみたいです。
ところで、今日から2006年の後半がスタートするわけですが、2006年後半は、日本のSNS業界を大きく揺るがしそうな黒船が来襲します。皆さんは、ご存知でしたか?
まずは、イギリス生まれのLast.fm。このLast.fmは、ネットラジオとSNSをマッシュアップさせた、音楽SNSの代表的なサービスです。ユーザーの再生履歴から好きな音楽のジャンルや傾向を自動識別し、視聴者ごとにカストマイズされた音楽を配信してくれるパーソナル・ラジオの機能が音楽ファンに大人気のサービスです。このLast.fmが、エキサイトと提携して、いよいよこの夏日本上陸を果たします。もし日本でも成功すれば、音楽SNSの起爆剤になることは間違いありせん。
もう一つは、世界最大のポータルSNSマイスペース。会員数6000万人と、桁外れのスケールを持ったSNSのNO1サービスが、年内末までには国内でもお目見えする予定です。マイスペースに関しては、最近になってソフトバンクとの提携の噂が流れてきたり、ここにきてかなり注目度もアップしてきている印象があります。
マイスペースで注目したいのは、なんと言っても年齢制限枠をどうするか。マイスペースは、米国では14歳以上という比較的緩い年齢制限を設けています。はたして、日本でもこの年齢制限枠で参入してくるのかという点に注目が集まっています。ちなみに、mixiが18歳以上でなければ登録できないことから、マイスペースが仮に14歳以上という年齢制限枠をそのまま日本にも持ち込んできたとしたら、SNS業界勢力図が大きく変わってしまうかもしれません。
逆に、14歳以上の登録資格が認められなかった場合、マイスペースは大きなハンディを背負うことになります。登録資格が、mixiと同じ18歳以上のままで米国のようにブレイクできるという保障はありません。この年齢制限枠は、個人的には結構重要な問題だと思っています。
しかし一方では、2005年12月に鳴り物入りで日本上陸を果たした、韓国人の3分の1が登録していると言われているサイワールドがまったくと言っていいほど振るわないように、Last.fmやマイスペースが必ず成功するという保障はどこにもありません。むしろ、海外で成功したサービスが日本でも成功する確率は、以外にも低いのです。
2006年後半のSNS業界は、強力な黒船の来襲に加え、日本発のマッシュアップ型SNSが数多くリリースされるはずです。大袈裟じゃなく、SNS業界から当分目が離せそうもありません。
※ 今日はいろんな事情により、ブログの更新が遅れてしまいました。ご心配おかけしました!