「うまく・・・はなす・・・こと・・・が・・・」98歳患者さんの声を取り戻した"入れ歯の裏張り"マジック!
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「今日はどうしましたか?」
「○△□※×◎・・・」
「は、はい?」
「○※△☆◎□※・・・」
「うーん、困ったなぁ。もう一度。今度はゆっくり話してくださいね」
「うまく・・・はなす・・・こと・・・が・・・
・・・でき・・・ない」
実は、この一言を聞き取るのにかなりの時間がかかってしまいました。
付き添いの方にもたれかかるようにして来院されたのはHさん。
98才の女性で私の祖父の代からお付き合いのある患者さんです。
実はこれまで入院と自宅でのリハビリの繰り返しで、入れ歯の調整に来ることができなかったそうです。
発音がハッキリしないのは下の入れ歯がまったく合わなくなっているのが原因です。
歯ぐきと入れ歯の間に、ひと目でわかるほどのすき間ができています。
口を開けるたびに入れ歯が簡単に外れて踊ってしまいます。
これでは話ができないはずです。
体調が変化すると歯ぐきの形も変わります。
体が痩せると歯ぐきも痩せます。
年月がたつとすき間も大きくなります。
ズレが気になりだしたら遠慮なく早めに相談してください。
治療は入れ歯のウラを張り替えて歯ぐきの形と合わせるだけで完了です。
今回は1回で終了しました。
「大変具合がいい!」
ハッキリした口調で喜んでくださった笑顔がとても素敵でした。
今回のHさんの入れ歯のウラを張り替える治療は保険適応で約1,000円でした(治療費は症状により個人差があります)。
https://www.ireba-ito.com/→いとう歯科医院
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