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農協の仕組みを新興国に輸出するというアイデアはいいと思う

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農協の仕組みを新興国へ輸出するというニュースが、5/7付の日経新聞で報じられていました。

"国際協力機構(JICA)と全国農業協同組合中央会(JA全中)は7日、途上国の農業活性化支援で協力する協定を締結した。小規模農家が多いアジア各国で日本の各地の農協のような共同組織づくりを進める。共同出荷や資材の共同購入など農協のノウハウを輸出し、業務効率化を促す。"

当初はインドネシアを対象とし、数年後にラオスにも展開する可能性があるとのこと。

記事中にもあるように、ラオスでも農業が小規模事業者によって支えられているという現状があります。
ある程度村単位で集約化されているところもあるようですが、一定の品質の農産品を一定量安定的に供給する仕組みは弱いと言えるでしょう。

例えば有名なコーヒーでも、それぞれの生産者が小さい単位のため、まとまった取引にするのはけっこう難しいという話を聞きます。

ラオスの産業では、農業に限らず、ハンディクラフト製品などでも、それぞれ小さい単位であることが、国内の流通だけでなく、輸出という面でも集約化がされていない非効率が課題になっています。

ラオスの産品の良さのひとつに、ここにしかない、一点物、というような掘り出しものの価値というのがあったりしますが、それはそれで抜きん出た優位性を持っていないと、なかなか難しい。

さんちゃん農業とか家内制手工業がバラバラの状態でがんばっても、コストが高く、品質は安定せず、大きな注文に対応できない。

そうしたことから、ラオスにおいて農協のような協同組合方式での生産と流通の集約化は、実は非常に重要な取り組みになると思います。実は少し前から、こうした組合的な仕組みが必要なんじゃないかなと考えていたところでした。

このプロジェクトがいつごろラオスで実施されるのかしないのか、現時点ではなんともわかりませんが、ぜひ早期に実現して欲しいと思います。

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引用した日経の記事はこちら
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO44494750X00C19A5PP8000/

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