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政治エンタテインメントにのせられるか、のせられないか。

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「誰が、蓮舫さんが総理であっても、こんなことしてる場合じゃないと国民が文句言うべきでしょ。マスコミと野党にのって、行くあてもない政治エンタテインメントにのせられてちゃ、日本は沈没。日本は大変な状況なのだよ、他人事してると自分に返ってくるぞ。」という一昨日の小生のtweet&facebookに、反響もあった。

「私もそう思います。でもマスコミの人はそう思ってないようなんですよね。政局にしようとしているというか。。。」

「ホント下らない議論! こんなこといつまでヤルのか?? この「幕引き」は良識ある民進党議員のシゴトなのだと思います。」

「風前の灯火の民進党の議員が、次の選挙に備えて個人としてメディアにできるだけ多く露出し国民からの認知度を上げておきたいということと、マスコミの視聴率/販売数稼ぎのために煽り気味/偏り気味に報道することの利害が一致してしまっている状態に見えています。」

問題山積みの日本で、こんなことに全精力をつぎ込んでいていいわけがない。そんな余裕は日本にはありません。タイタニック号の甲板で椅子の並べ替えをしているのを思い起こしてしまいます。

さらに、こういうコメントも:

「毎回、かかる費用を公表した方がいいですね。まるっと税金ですから。それを見ればその価値があるかどうか考える人が今より増えるんじゃないでしょうか?そして正しい正しくないの正論はいいから、優先順位、どの順番で議論すべきかを考えて、それを妨害する人を明らかにする。あとは全員集合方式の国会を止めて米国のような各党代表数名による迅速なものにする。そうしないと日本はショーになってしまいがち。。」

この意見には、同意以上のものを感じます。ちなみに、日本の国会は会期の長さは先進国でダントツ。つまり、リーダーが国会に縛られて仕事ができないのが実情。そもそもの構造にも問題がある。

なお、過去を見ても、メディアは稼ごうと悪しき方向に行くことが多い。だから、国民は防衛せばならない。歴史を振り返ると、第一次も第二次大戦も、メディアとそれに翻弄された市民が、戦争へと加速したことが知られています。弁士が声高に敵と戦いを唱え、市民はそれに興奮し、弁士やメディアはさらに論調を強めたのです。

よく、メディア亡国論とかメディアが悪いと批判がありますが、メディアはそういうものだと思って付き合った方が現実的です。騒ぎになり注目された方が、メディアの目的にかなうのであり、一部の(多くの)メディア人はそれを使命と思っています。なので、お仕事として邁進しています。これにのせられないように、お付き合いするのが得策です。

エンタテインメント的な騒ぎにのせられ、結果として自国のことを他人事として扱ってしまう市民の現実があります。これには、くだらないメディアに翻弄されず、自分ができることをする、ことをお勧めします。

もう一つ知っておきたいのは、WAFと敵です。worry, anxiety, fear=悩み、心配、恐れ、を持つとき、敵をつくると、ごまかしやすいんですね。これは隣国の政治でも、わが国でもしばしば起こります。そして、市民は敵の批判に流れてしまい、本質を見失ってしまいがち。

それに、こんな政治ショーにつきあってると、世の中ひどいなと思って幸福感が下がります。なので、小生の友人にはテレビを買ったけど数週間で手放した人がいますが、これは正しい選択だと思います。見ない方がまし。選挙とか知りたいときに調べればいいでしょう。受け身で踊らされるのは卒業したいものです。

他国でも自分の目の前さえよくなればいいという短絡志向になびいてますが、日本はどうなんでしょう。もっと危機感がないというか甘えていると受け取る人もいるようです。幸せで余裕があるうちに正しい行動をしたいものです。

<こういう声もいただきました>

「国会議員は、この日本国という船の「舵取り」を委ねられている。経済も安全保障も不安だらけの「先が見えない」状況下、「舵」をほうりだして延々と【過去の言動】をノノシリ合う船員たち...。 もっと【これからの航路】について品格をもって議論して欲しい。 空虚感ただよう一週間でした。」

野党は与党をなんでも攻撃すればいいのでしょうか。我が国をよくすることが最優先なはず。しかも、重要課題は棚に上げて、こんなことに全力投球・・・野党だから仕方ないでしょと言う人もいるが、困ったものです。でも、国民(視聴者)も、のせられているからなんですね、この悪循環。

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