大八耐@福工大 ゆるく自由なクリエイティブの集い 東京にはない味
福岡工業大学短期大学部や特定非営利活動法人AIP、IGDA福岡らが主催の三日で作品をつくるイベントに、ゲストとして参加し、作品の評価や賞の審査を務めた。これがまた楽しかった。
学生からプロまで、イラスト一枚から数名での大作まで、ほんとに色々様々な創作が繰り広げられたこの「大八耐」。誰でもなんでも来い!のゆるさがクリエイティブと活気を誘ったのだろう、オモロイ集いとなった。
いわば「ものづくりの総合ハッカソン」。輪ゴムの箱を模したミニ・ギターアンプやアニメキャラの切り絵から、ゲームや3Dプリンターを使った大型のユーザーインターフェースまで、何でもござれ、そして学生からプロまで色々様々の自由な創作発表の場、「大八耐」。
小生が賞に選んだのは、社会人連合軍(この場で集ったチーム)。
MOVIDA嶋根さんは、大きなハロウィーンのオブジェのチームに賞を。そのオブジェは東京のMOVIDAに設置するそうです。
BASEの進COOは、アルコールセンサー付きマフラーに賞を。このクリエイター、一人でマフラーを編み、センサーを組み立てた快人なり。
140人余りが創作に参加。これは表彰ほかラスト・イベントの模様。
福岡工業大学短期大学部 弘中大介先生あっての大八耐。弘中先生のパッションと尽力が人や組織を動かし、第二回の本イベントを成功させたのです。イノベーションのチャンピオンは弘中先生だっ!(終了後の慰労会での一コマ)
チームラボほかスポンサーがついたり、(小生の古巣セガの方を含む)大活躍のプロデューサーなどゲストが何人も応援に来たり、弘中先生率いるチームが、みなを動かした成果ですね、これは。
日本でもハッカソンは当たり前になってきたが、同時にかつてほど面白くなくなってきたとも言われる。そんな中で大八耐はユニークな存在として発展して欲しい。これは東京ではないだろうな、というゆるさもクリエイティブには功を奏している気がする。来年も応援に行きたい!