仮説検証で実際に事業創造するプログラム「イノベーション・ワークショップ」が参加者募集開始
先の本ブログに書いた事業創造の教育プログラム「イノベーション・ワークショップ」について説明します。「ジャパンビジネスモデル・コンペティション」とあわせた紹介は、こちら。
募集対象: 独立のスタートアップ、大企業の新事業を問わず、事業創造に取り組むチーム(個人・法人)。業種を問わない。(クオリティを上げるため、選考を行う)
募集定員: 10チーム限り
日程: 今年11月9日から来年1月18日まで5回(土曜の2-6時)
場所: 早稲田大学シルマンホール
料金: 6万円(二名まで、三名なら+1万円)
リーンスタートアップ・マシーンなどのスタートアップ・イベントは、週末の2-3日で事業を創ろうとするため、仮説検証が十分にできません。一方、従来型の教育プログラムは、座学で実験やフィールドワークを伴わないものが主流…これでは現場感がない。
そこで、本プログラムでは、二か月余りをかけて、初期のアイデアや既に走り始めた新事業について、仮説の検証を行い、仮説の修正、アイデアの練り上げ、事業のピボット(転換)を経て、最終ビジネス・モデル案ならびに今後のマイルストーン計画をつくる。
この中から、選ばれたものが、2月22-23日の「ジャパンビジネスモデル・コンペティション」でプレゼンテーションを行う。優勝学生チームは5月の世界大会に参加でき、他の入賞者にも特典(米国学習ツアー等)が計画されている。
本プロジェクトのリーダーシップをとる大江建博士は、小生の恩師でもあり、新事業の実務と教育では最も経験豊富な方。早稲田大学インキュベーションセンターを軌道に乗せたほか、アジア各国から起業教育の養成を受けている。小生が顧問のAMOのアジア進出支援事業についても、指導をいただいている。
小生もプログラムにメンターとして参加するつもりだ。定員を最大10チームとしているのは、個別のチームの事業案を育むには手間がかかるため、質を上げるには、これが限度という考えだ。
なお、「イノベーション・ワークショップ」ならびに「ジャパンビジネスモデル・コンペティション」の主催はInnovation Plus+なるプロジェクト組織名となっている。
「ジャパンビジネスモデル・コンペティション」については、前回のブログをご覧ください。