「ITで日本を元気に!」311宮城・福島にて(2) 集まり・供養する@宮城
「ITで日本を元気に!」チームで3.11に宮城・福島に足を運んだ。初回の「石巻」に続き、そのブログ二回目は、宮城の東松島、名取、山元町での供養と集まりを写真で。
東松島市の野蒜駅は、海に近く、激しく被災し、いまもこの姿。先に船が置かれたまま。
駅前のコンビニは被災の様子がそのままに。
参考:日経BP|震災1年:東松島市野蒜地区、水没地に仮締め切りは完成したが…
野蒜駅前でボランティアがお好み焼きの炊出しを。
その隣にはイスがならべられ、“美しすぎる住職”と紹介された奈良県の光明寺で21代住職を務める三浦明利(あかり)さんのミニ・コンサートが。311のこの日CDを発売…東日本大震災の津波で自宅を流された名取市の高橋久子さんが書いた詩に曲をつけた「被災地からのありがとう」…参考:読売新聞|住職が曲 3・11 CD発売 オリコン|美しすぎる住職、被災地の感謝を歌に 3・11に発売
このほか、行く各所で色々な催しに人が集まっていました。
イベントもですが、もちろん目立ったのは供養。流された家の跡に花とともに供養する家族の姿、そして以下のように合同での供養がいたるところで。
名取市閖上にて、法華宗のお坊さん
上の写真のお坊さんはこちらの閖上湊神社(日和山富士主姫神社)跡での供養に
神社跡の丘の上には、御供養に集まっておられました
神社跡の丘から見下ろした写真…まわりは全て流され、この有様です。なお、311から一週間後の様子がYouYubeに残されています。
YouTube: 震災地レポ/名取市閖上・日和山富士主姫神社から
神社跡の丘を近くの少し高いとこから撮りました。まわりはかたずけられて、何もありません。
1区画隣ではテントを設けて集まっておられました。少し内陸に行ったところの学校でも御供養の集まりが(早稲田大学からのボランティアの学生さんが交通誘導などされてました)。
参考:時事ドットコム|【東日本大震災】宮城県名取市の状況 写真特集
山元町の山下駅前。被災したこの駅は1kmほど内陸に移設を検討中とか。
若い男性の有志が、竹に言葉を「どうぞ書いてください」と勧められました。
参考:日本経済新聞|宮城県山元町、駅・市街地を内陸に イチゴ栽培の大規模化促進
何度も合掌した一日でした。
同時に、前に進む大変さも感じました。次回に書きますが、全然まだまだなのです。若林区は何もないが、ガレキなどをどかすことができていいます。でも地域によっては、これで一年経ったあとなのか、と驚くような有様です。
それでも、こうして集まり、供養をする方々に敬意をおぼえます。仮設住宅など様々なところに散ってしまった方々が、もと住んでいた、仕事をしていた場所に集まった姿、流された自宅やお店に戻ってご供養された姿は、うまく言葉にできない感情がわきます。みなさんは、いかがでしょう?