トライポッド佐々木社長と被災地へ その3@南三陸
8/2 BRIDGE『震災支援フェーズ2』に登壇いただくご縁で、トライポッドワークス佐々木社長が毎週行っておられる被災地訪問に、この7/10に同行させていただいた。その南三陸の話の続き。
左が佐々木社長、右が曹洞宗金秀寺の酒井禅悦さん。半日ご一緒いただきました。11の避難所を横断的にコーディネートしたり、謙虚ながら人懐こいリーダー。こういう若者の力は大きい。
避難所のニュー泊崎荘で寄付のHPパソコン&プリンターを設置
歌津中学校の避難所の魚竜の湯「湯主」峯岸鉄平さん(@september_23)。いちはやくお風呂ができたおかげで、この避難所は雰囲気が大きく改善。ハートもゆるむ湯であります。
韓国と共同開発のバイオマスボイラーでお風呂を。下水処理からの燃料とパーム油をとった殻などを燃やす。
結構きれいで設備充実の活性化センターいずみ…避難所としても頑張ってます。
パソコンを設置&クイック・トレーニング。地域のリーダーも情報と連携が不足を痛感…これでアクセスできますね。
個性あふれるリーダーの佐々木さん(右から二人目)の娘さんがパソコンを伝授される。
志津川高校避難所 炊事班班長の内田卓磨さん(@alleyoopG23)。胸のバッジに「たくちゃん」…いろんなところに「たくちゃん」に聞いて、とか貼ってあり、リーダーの一人。スポーツ・バーを経営してたのが、CD4千枚もなにもかにも流され…でも、またやる意気込み十分。いまTシャツ・プロジェクトを考え中。
有名な防災対策庁舎。たくさんの花や供物が献じられています。涙が出てきます。
防災対策庁舎の周辺。どの戦場よりひどい、という米軍の言葉を思い出します。
また、頓智ドットの高橋さん @ken1_taka が4地点のパノラマ画像も撮ってくれました。
ここまで3回のブログにリーダーたちが何人か出てきました。ほかにも区長さんなどリーダー/世話役の方々の努力でここまで進んできました。しかし、タダ働きなのです。長期戦にあたり、これでが続かないとみな思ってます。でも、行政も募金団体も何もしてくれません。Just Givingの直接版とか新しい仕組みが工夫できないかと思ってしまいます。
避難所は順次閉められます。すると人々はバラバラになります。力を合わせることが難しくなる…これを乗り越えるには、「人」と「つながり」が基本となるでしょう。
視点を転じると、この千年に一度の大事と、どういう関係を持つかは、個人そして企業にとって、少なからざる意味を持つでしょう。触発されたり意気に感じたり、人生の充実あるいは成長が得られるのではと考えます。企業も若手を出向させたりプロジェクトとつながったりして、人材・文化によい影響があるのでは。それに、この大事とどういう関係をもつかは、社内そして社外から注目されます。誰も無視できないことかと。
8/2に東京汐留でイベントBRIDGE『震災支援フェーズ2』を開きますが、こうしたことを議論し、「活動」につなげたいと思います。すでに80人超の参加登録いただきました…その充実に感謝、すばらしい参加者です。興味ある方はお早めにどうぞ。
佐々木賢一さん:
トライポッドワークス株式会社代表取締役の佐々木賢一さんは、仙台と東京をつないで活動されています。毎週、南三陸にも行っておられます。
「仙台から日本を元気に!」http://revival-tohoku.jp/ 実行委員会 発起人代表
「ITで日本を元気に!」http://revival-tohoku.jp/it/ 実行委員会 発起人代表
仙台のIT企業ファンページ http://www.facebook.com/sendai.it
「仙台のITベンチャー日記」 http://d.hatena.ne.jp/tripodworks-ceo/ に震災支援の生なレポートが記されています。
ツイッター http://twitter.com/kenichi_sasaki