メインで利用しているスマートフォン、Android利用率40.1% iPhoneの利用率は?
皆さんは、スマートフォンは何を使用していますか。
多くの方が、「iPhone」か「Android」のどちらかを言うと思います。
この比較もおかしくて、厳密に言うとiphoneは端末名なので、SonyのExperiaやサムスンのGalaxyなどとの比較、
もしくはOSベースで比較してiOSとAndroidというかになるでしょう。(実際にはiPhoneのOSはiOS一択なので問題ないのですが。)
iPhone好きな国々
かねてから日本人はiPhone大好き国家として有名でした。
下のグラフは、2017年のMensModernの記事からの抜粋です。2017年時点の世界でのiPhoneシェアトップ5のグラフです。
圧倒的に日本のiPhoneユーザーが多いことがわかります。
なぜでしょうか?
今まではソフトバンクやau、docomoといった主要キャリアがiPhone推しで販売を行っていた結果や、
若年層ユーザーが多い理由としては集団の心理で、同じクラスの仲のいい同級生がPhoneを持っていたら自分もiPhoneを選択していたということではないでしょうか。
AndroidとiPhone利用率の最新シェア
ところが、こちらのMMD研究所の調査による2018年最新の調査で
なんと、
iPhoneのユーザーがAndroidユーザーに追い抜かれたことがわかりました。
メインで利用しているスマートフォン、Android利用率40.1%、iPhone利用率35.2%、Androidの利用率がiPhoneの利用率を上回る
年代別のiOSとAndroidの割合
調査としては、以下の形で行っているため「日本が」という結論を出してしまうのは拙速かもしれませんが、 一つの転換点であることはわかります。
■調査概要
「2018年8月 モバイルデバイスシェア調査」
・ 調査期間:2018年7月31日~8月1日
・ 有効回答:5,000人
・ 調査方法:インターネット調査
・ 調査対象:15歳から69歳の男女
・ 設問数 :2問
■調査全設問項目
・ あなたがメインで利用しているモバイルデバイスを教えてください。
・ あなたが使っているスマートフォン端末のブランドを教えてください。
理由は30代以上と購入理由か?
何が原因なのかというと、30代以上のユーザー(特に40、50〜のシニアユーザー)のAndroid利用率が多いことが原因であることがわかります。
あまりスマートフォン周りの知識や興味が無い方、安いほうが良いという方は必然的に選択肢がAndroid端末になっていきます。別にiPhoneである必然性がない方たちです。
しかも、格安SIMなどで安くあがれば2〜3,000円でスマートフォンが使えるわけなのでそういう使い方を望んでいるかたは割高なiPhoneにする理由がないですね。
自分でもこの結果に驚きでした。世界シェアをみるとAndroidのシェアが多いのは当然のこととしてわかります。iPhoneは高機能で高価格機種なので、人口の多い途上国で持っている一般の方はまだまだ少ないです。
しかし日本では高価格機種とはいえ、絶対買えないレベルのものではないでしょう。iPhoneの時代から変わりつつあるのか、市場の変化なのか、次の調査で出てくる日本でのシェアを見てみて実際のところどういう動きになるのかを確認していくとスマートフォンシェアの流れがわかってくるのではないでしょうか。
先程も書いた日本人お得意の「集団の心理」が働くと、その結果「やっぱりAndroidだよね!」ということになる可能性も十分あると思っています。
次、数カ月後の調査大注目しましょう。
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