HOME'Sマーケットレポート 2011年6月度 首都圏
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6月分のHOME'Sマーケットレポートを発表しました。
千葉県各エリアの東日本大震災以降の指標の推移を見てみると、流通マンションの築10年未満掲載物件では、液状化を起こした我孫子市が含まれる柏エリアで、平均坪単価が11年3月の107.23万円から11年6月の103.91万円と約3ポイント下落しています。同様に液状化した浦安市が含まれる市川・船橋エリアでは、平均坪単価が11年3月の136.83万円から11年6月の131.01万円と約4ポイント下落しています。
また、千葉県市川・船橋エリアの流通一戸建て築10年以上掲載物件ではさらに顕著に影響が現れています。11年3月の90.33万円から11年6月の77.76万円と約14ポイントも下落しました。
そして千葉県市川・船橋エリアの流通土地では、11年3月の54.06万円から11年6月の50.56万円と約5ポイント下落しました。
液状化の被害は主に一戸建てで起きており、さらに築古のほうが安全度が低いという連想も働き、エンドからの問合せも減り、掲載物件の平均坪単価が大幅に下落したものとも考えられます。
首都圏賃貸マンション掲載物件の平均敷金は、14ヶ月連続で対前月比下落しています。平均礼金も7ヶ月連続で下落しています。
首都圏賃貸マンション問合せ物件では、平均敷金が対前月比で▲3.2ポイントでした。
マンション問合せ物件の敷金0物件割合は25.58%、礼金0物件割合は46.49%、敷金礼金0物件割合は22.33%と、いずれもこの1年でもっとも高くなっています。
敷金0物件割合は対前月比+11.4ポイント、敷金礼金0物件割合は、+13.2ポイントでした。
首都圏賃貸アパート掲載物件では、平均坪賃料と平均礼金が、4ヶ月連続で対前月比下落しています。
首都圏賃貸アパート問合せ物件では、平均坪賃料が6ヶ月連続で下落しています。
アパート問合せ物件では、敷金0物件割合は28.91%、礼金0物件割合は52.37%、敷金礼金0物件割合は26.05%と、いずれもマンション問合せ物件同様に、この1年でもっとも高くなっています。
首都圏流通マンションの築10年未満掲載物件は、平均坪単価と平均価格の対前月比下落が4ヶ月続いています。
首都圏流通マンションの築10年未満問合せ物件では、平均坪単価の対前月比下落が4ヶ月続いています。平均価格は対前月比▲12.0ポイントでした。
首都圏流通マンションの築10年以上掲載物件は、平均坪単価、平均価格がともに対前月比下落しました。
首都圏流通マンションの築10年以上問合せ物件では、平均坪単価と平均価格が1ポイント以内ではありますが、下落しています。
首都圏流通一戸建ての築10年未満掲載物件は、平均価格の対前月比上昇が4ヶ月続いています。
築10年未満問合せ物件でも、平均坪単価と平均価格の対前月比上昇が3ヶ月続いています。
首都圏流通一戸建ての築10年以上掲載物件は、平均坪単価のタイ前月比下落が6ヶ月続いています。平均価格も対前月比下落が3ヶ月続いています。
築10年以上問合せ物件では、平均坪単価が対前月比下落しましたが、平均価格は上昇しました。
首都圏の流通土地の掲載物件では、平均坪単価と平均価格がどちらも対前月比下落しました。
平均価格は対前月比下落が11ヶ月続いています。
流通土地の問合せ物件では、平均坪単価がわずかに対前月比上昇したものの、平均価格は対前月比▲12.7ポイントと大幅に下落しています。
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