年賀状を考える
随分と久しぶりになりましたが、また時々思うところを綴ってゆきたいと思います。
ちょうど4年半ぶりになるようです。
集中的に書いては止めて、止めては書いてしているので、今回が何期目のシーズンになるか定かではありませんが、無理なくのんびりと続けてゆきます。
さて、今回のテーマは年賀状です。
予想通りというかやっぱりというか、郵便代の値上がりもあって、今年は届けられる年賀状が公私ともにずいぶんと減りました。
そのなかには、こちらが年賀状を送ったので、お返しに送ってきたものも少なからずありました。本当はもうやめたいんだろうなあという意図を感じます。
どちらにしろ、郵便による年賀状という習慣が終わりに近づいたのは間違いありません。
ただ毎年、年賀状を出し合うだけでつながっている人もまだまだいます。
そういう人達とは何十年もそんな関係が続いています。
そんな人達のうち、何人からは年賀状が今年は届きませんでした。
喪中だったのかもしれないし、あるいは多忙だったのかもしれませんが、少なくとも年賀状は一方通行になりました。
こうなると来年、私から出すのも少々躊躇されるので、向こうからも届かなければこれで縁が切れてしまうことになります。
今は簡単にSNSなどで人とつながれるし、また簡単に切ることもできるので、それほど深刻に考えることではないのかもしれませんが、ちゃんとした人とのつながりは然う然う出来るものではないし、いったん作ったつながりは出来る限り大事にするべきものだと思います。
年賀状1枚85円ですが、85円で人とのつながりが維持できるのであれば安いものでないかと思います。
SNSで新年の挨拶出来ない相手なら、私は出来る限り年賀状を送り続けようと思います。