Seasar Conference 2009 White 無事終了
Seasar Conference 2009 White が無事終了した。今回も参加人数の集計はしていないが、600〜700の参加があったかと思う。多くの方に参加いただくことで、オープンソースプログラマはやる気がでるし、さらには、普及活動にも繋がっていく。メディアの取材も今回は特に多かった。一時期は、少し寂しくなったりもしたが、ここで今一度、注目していただける存在へとなってきたのかなと思う。理事会、開発者、利用者、メディア、そしてユーザ企業による、良循環の生まれる環境へのちょっとした貢献ができているのではないかと思う。ともあれ、スピーカーの皆様、スタッフの皆様、そして、雨の中でも足を運んでいただけた皆様に感謝。
開催前に、ある方から「人が集まる場を作る、それだけでも、十分に社会貢献ですよ」との言葉を頂いたり、理事会のあとの飲み会で「オルグ精神というものを忘れてはいけませんよ」とアドバイスを頂いたりしていた。
オルグは、organizeまたはorganizerの略で、(特に左派系の)組織を作ったり拡大したりすること。組織への勧誘行為。および、それをする人のこと。『オルグ - Wikipedia』より
「オープンソース」というキーワードは、一時のムーヴメント感が薄まったかのように感じるが、このように、いまもなお、イキイキと活動しているということを、知っていただきたい。そして、この非営利な活動に参加してほしい。今後も、オルグしていくので、よろしくお願いしたい。
そんななか、僕は Seasar Faudation の活動報告と、自分の作ったプロダクトの発表(ライトニングトークス)させていただいた。個人としては、まだまだ、場が足りないと感じる点があり、今後も継続して多くの人の前でお話しすることを続けていきたく思う。まずは、読めない漢字を読めるようになるところからだ(笑)。
「Seasar基金の事業によりエンタープライズ・ユーザーの要望に応えることでSeasar関連ビジネスを創出・拡大しエコシステムを活性化する。そのことによりSeasar基金への新たな出資者が現れ,Seasarプロダクトの安定性が向上。さらにオープンソース技術者や地方のIT技術者の雇用が拡大し,Seasarプロジェクトのコミッタが増加し,オープンソース・コミュニティが拡大するという好循環を作りたい」(Seasarファウンデーション理事,ヌーラボ 代表取締役 橋本正徳氏)。『[Seasar Conference]認定試験やオープンコースウエア構想を発表「商用サポート提供企業を発掘」:ITpro』より