どうしたら環境に左右されずに成果を上げ続けられるだろうか?
さかのぼること20年以上前、私が人材育成の仕事に携わるようになった1つの理由でもあり、そして、今もずっと探求し続けていること。
それは
「どうしたら、人も組織も必要とされ続けるだろうか?」
そのために、
「どうしたら、環境に左右されずに成果を上げ続けられるか?」
です。
なぜそう考えるようになったか。それは、私が体験したある出来事がきっかけです。
1990年代半ば、バブルが崩壊し、その後もまったく景気が回復する兆しが見えない中、社会人になって3年目の私は、飛び込み営業をしていました。
日本橋のある商社に行くと、雑然としたオフィスに30名近い人が働いていましたが、外部から人(私)が来たことに誰も気づかず、まるで、知らない人同士がそこに集まっているような、奇妙な光景を目の当たりにしました。当時の私の感覚でいうと、多分私がそこに1日じっとしていても、誰も気づかないのではないだろうか。
そんな雰囲気でした。
そしてしばらくしてから、その会社が倒産したニュースを目にしました。
(あぁ、倒産する会社ってあんな雰囲気になるんだ・・・)
その日の出来事は私の中で強く残る出来事となりました。
それからしばらく後、山一證券の倒産など、倒産ラッシュは続きました。しかし一方で、残る会社、伸びる会社もあります。
「一体何が違うんだろう?」
その問いの答えを知るため私は、経営に関する知識(例えば、経営戦略、マーケティング、財務など)、人のマネジメントに関する知識(例えば、プロジェクト・マネジメント、チーム・マネジメント、部下指導・育成)、その他、論理思考や問題解決、コミュニケーションなど、紹介されるものは一通り学び、小さいながらも自社で試してきました。
しかしそのどれも、一時的には効果が上がるのですが、「継続的に」となると、なかなかうまくいきません。
その理由が何なのか・・・、それを知るために、日々試行錯誤を続けています。
そして、ようやくそのポイントを実体験を含めてお伝えできるようになりました。
そのポイントは・・・
それは、名経営者、著名な学者やコンサルタント、名監督などは、誰もが似た発言をされているものです。
「・・・そこを観るかどうか」です。
では、何を観ればいいか。
そこがわかると、驚くほどに、人も業績もついてくる。
こんな魔法のようなポイントがある、のです。
それは何だと思われますか?
それは...
「自分を観る」
かどうかです。
「自分を知る」
と言い換えても構いません。
「なんだそりゃ?」
そう思われた方もいらっしゃるかもしれないです。が、ポイントはここにあったのです。
「自分を観る」、「自分を知る」・・・一体どういうことなのか。続きは明日。
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