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中小企業診断士がリードするビジネスゲーム。自ら実践したリスキリング(学び直し)の体験談などご紹介いたします。

一般向け「ビジネスゲーム」開催します! 〜若き次世代リーダーのためのオープン ワークショップ〜

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 社内ワークショップとして開催したビジネスゲームですが、様々な方からご意見をいただき、今回、広く一般の方向けに開催することといたしました。

若き次世代リーダーに向けてのオープン・ワークショップです。


 このワークショップでは、ビジネスゲームとして、オンライン型の店舗経営体験をしていただきます。参加者は、店舗の経営者となり、商品を仕入れ、価格を決定し、来店するお客様に商品を販売します。過剰な在庫は管理費を発生させますし、在庫が足りないときにはビジネスチャンスを逸します。宣伝広告や社員教育を行うことで来店客数は変化しますし、これらの店舗の意思決定は、参加する企業(プレーヤー)の意思決定に大きく左右されます。つまり、他社が来店客数を延ばすということは、自社の来店客数が流れているということになります。

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 このワークショップでは、単にオンラインゲームを楽しむことを目的としていません。

 エンジニアの多くは、これまで「お金の話」は避けて通ってきた方が少なくないと思います。しかしながら、ビジネスにおいて「利益を生む」ことは、リーダーに近づけば近づくほど要求されてくることと思います。また、営業職にありながらも「売上」など限られた数字に注目しながらも、「利益を生む」仕組みを全体として見渡す機会が少ないこともあると思います。

 このビジネスゲームでは、商品の仕入れ、広告や社員教育のための費用を投じて、来店するお客様に商品を販売して得られる収益は、簡易的な損益計算書(P/L)と貸借対照表(B/S)として経営者(プレーヤー)に提供されます。また、他店の販売価格や集客状況から戦略や次期の戦術を決定していきます。

 また、ゲームを終えた後に、レビューを行います。利益を獲得した企業の強みはなんだったのか?どのような経営意思決定を行ったのか?また、そのそも優秀な経営とはなんなのか?どのような基準ではかられるべきなのか?一般的に、用いられる尺度も含め、あらためて「お金と向き合う」機会としていただくことが主旨となります。

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 詳しくは、ビジネスゲームに関する当方の記事もあわせてご覧ください。

 ・ 技術者のためのビジネスゲーム 〜社内ワークショップで経営体験〜
 ・ 社内ワークショップ・ビジネスゲーム 〜儲かるってどういうこと?〜
 ・ 社内ワークショップ ビジネスゲーム 〜利益率が高ければ儲かるの?〜
 ・ どうやって利益が生み出されるのか知っていても損はない 〜ビジネスゲームを通じた社員教育〜
 ・ エンジニアのためのお金の話 〜ビジネスゲームで収益性分析〜

 開催要項はこちらです。



 お申し込みの流れ

  1 本フォームにて、ご氏名、メールアドレス及びご所属を入力の上、送信してください。
  2 稲川より、後日、あらためてメールを差し上げます。同メールへのご返信をもって、正式参加とさせてください。


 日程

   第1回目 2011年5月20日(金) 18:30〜
    ルール説明に加えて、早速、練習用シナリオでゲームに慣れていただきます。
    また、ゲームの結果を持ち帰っていただき、次回に向けて戦略/戦術の立案をしていただきます。

   第2回目 2011年5月27日(金) 18:30〜
    条件を厳しく設定した本戦用シナリオにてゲーム本番となります。ゲーム終了後、各経営者(プレーヤー)にてディスカッションを行います。

  (第3回目 2011年6月 3日(金) 18:30〜)
    経営分析の発表会とします。参加者様の状況を見て、第2回に統合することもございます。

  ※ 共に、開場は18:00とさせていただきます。
  また、人数およびご参加いただける方のご意向を考慮して、カリキュラム含め開催回数を見直す場合もございます。


 場所

   日本シー・エー・ディー株式会社(東京都新宿区) 地下会議室
   最寄り駅は、目白もしくは高田馬場となります。
   詳しくは、こちらをご覧ください。
     http://www.ncad.co.jp/contents/company/map.html

 参加費

   無料でございます。
   (恐縮ですが、会場までの交通費等につきましては、自己負担にてお願いいたします。)


 お願い事項

   同ビジネスゲームは、ネットワーク対戦型となっております。
   つきましては、ノートPCなど有線LANに接続できる端末のご持参をお願いしたく思います。
   (どうしても、用意できない場合には、ご相談ください。)

 お申し込みフォーム



 私自身、社内向けのワークショップは、これまで3期(1年に1期、1期は5〜6回程度)開催してきましたが、全て社内向けということもあり、社外の方向けとしては初めての試みとなります。

 私の考えですが、ワークショップにて扱うテーマに対して、一定の模範解答はありません。ワークショップでは、単なる最終的な結果のみには価値はないと考えています。ワークショップを通じて、考え、思い、感じる、そのプロセスに価値があると考えています。

 もし、本ビジネスゲームへのご参加にご興味がある方がいれば、フォームにてご連絡先を頂戴できると幸いです。後日、私より、別途メールにてご連絡差し上げ、正式なお申し込みとさせていただきます。

 そもそも、何名の方がご参加いただけるかどうかも分からないままの挑戦となります。どんなハプニングが起こるかも分かりませんが、可能な限り、臨機応変&誠心誠意にて対応させていただきます。何卒、よろしくお願いいたします。

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