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地方都市のおじさんが思う「家族と仕事とお勉強のワークライフバランス」

息子との二人旅 〜息子との約束と、そこから学ぶこと〜

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『行きたい時が行き時じゃないの?』
と妻が行ってくれたので、息子(8歳)と旅行に行くことに決めたのは2月でした。

子供も私も休めるタイミングを見計らってはいたのですが、結果的にはGWになってしまいました。旅行先ですが場所ですが、予てから思い描いていたワシントンDCです。旅程については、航空券の調整をしていたのですが、やや出だしが遅かったことと予算の兼ね合いもあり、直行便が満席となり、トロント経由(カナダ・トロント〜アメリカ・ワシントンDC)となりました。(結果的には、良かったと思っていますが。)

もちろん、妻と娘(5歳)にも、
『一緒に行く?』
と聞きましたが、妻は仕事の都合もありNGで、
かつ、娘は
『ママが行かないなら、ワタチも行かない』
とのこと。

ということで、息子と二人のぶらり二人旅となりました。

息子ですが、無論?、英語は話せませんし、そもそも、妻(息子からすればママ)と離れての数日間の生活も事実上初めてのことです。(妻の仕事の出張などありますが、それも1日程度です。)きっと、心細いことと思っています。

トロントまでのフライトも約12時間、よく頑張ったと思います。ホテルまでバスで30分程度で到着。(金曜日の夕方に成田を出発したにもかかわらず、トロント着が同日夕方になっていたことを不思議に思ったようです。)

ホテルの部屋に到着後、まず、
『お互い、”よろしくお願いします”をしよう。』
と話し、互いに挨拶しました。

つぎに、息子に次の約束をしました。

・ 食べたいものや飲みたいものがあればいつでも買ってあげます。でも、頼んだものは食べましょう。(食事の自由と機会の提供)
・ ママや妹のために買ってあげたいものがあれば、相談しましょう。自分の思い出に欲しいものがあればそれも相談しましょう。(お土産選択の尊重)
・ 毎日、宿題はやること。また、ママやおじいちゃんに手紙をかくこと。(日々の勉学)
・ 旅行中は、かならずそばを歩くこと。自分で勝手にフラフラしないこと。パパが全て守ってあげるので安心して旅行をしよう。(安全保障のための協力依頼)

普段から息子は暴飲暴食もせず、いわゆるお菓子は食べません。強いて言えば、海苔せんべい程度です。慎重なのかむしろ食わず嫌いな面もあり、変な意味での偏食傾向があります。これまで、家族で海外旅行した際にも、場合によっては果物しかたべません。レストラン等の食事も、日本のようにメニューに写真があるわけでもなく、かつ微妙な味付けまでは出てくるまで(食べてみないと)分かりません。

注文後に、クンクンしてから
『食べたくない』
とのことに、正直「イラ」っとすることも多々あります。

そんなときは、他の選択肢はないことを説明し、
『食べなくてもよいが、食べないと元気が出なくなり、結果的にグズグズしちゃうとお互いハッピーじゃないよね!』
と諭しています。
それでも、食べるときもあれば、食べないときもありますし、オーダーするときに味付け特に辛みについて確認しています。

普段は面白くないこと(息子自身で不愉快に思うこと)があれば、祖父母にあたったり、公園で発散したり、ママに甘えたりできるでしょう。ただし、今回の旅行中、息子には逃げ場もなく、言葉も分からない状態では相当のストレスだと思ってもいます。

今回の旅行では、
・ 息子を怒らない
をモットーに、私も息子と長い時間接してその中から学ぶべき点が多々あると思っています。

昨晩、遅くにワシントンDCに入りました。お疲れの様子の息子をみて、今日の午前中は休憩です。息子は、朝食後の二度寝中で、私はランドリールームで選択です。

午後から、待望のベトナム戦争墓地に行きたいと思っています。

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