中小企業診断士 二次試験
しばらく更新が滞りました。度々、訪問いただいた方も少なくないようで恐縮です。今春の大学院休学、今夏の前職退職後、新しい環境に徐々に慣れつつといった感じです。
今日、中小企業診断士の二次試験を受験してきました。二次試験の受験は昨年に続き2度目となります。現試験制度では、一次試験合格による二次試験受験の権利は2回となっており、なんとしても今回にて決めたい思いでした。
春先から徐々に進めていた勉強も、転職後1ヶ月は職場の環境慣れの優先にてほとんど勉強も手つかずの状態で、8月から本格的にキャッチアップしていきました。前回の受験同様に、資格試験予備校の通信講座を活用し、演習問題とDVDの日々を2ヶ月半ほど繰り返してきました。この2ヶ月は帰社後、自宅に直帰することはほとんどなく、帰路のスタバで受験準備を進めていました。
昨年、受験直後は不甲斐なさで一杯であったことを思い出します。独占業務を持たない資格試験でありながら、二次試験の倍率も約5倍と上位2割に食い込む必要です。
今回は、前回の反省を活かし改めて資格試験のお作法に準じて対策を講じてきました。実務にどれだけ活かせるかについて、口を挟む方も少なくないことも承知ででありますが、自分で決めた目標ですしまずは合格してから議論/反論したいと思っています。
会場に着くと、受験予備校の講師(らしき方々)が応援さながら待っています。担当講師に近づき握手を求めました。講師の先生にとっては知らぬ受験生でしょうが、私にとってはDVDを介して一方的に持っている親近感をもって信頼してきた講師の先生です。
私「いつも、DVDを観てました。」
講師「頑張ってください。お名前をお聞かせいただけますか?」
私「あ、はい、・・・」
と、恥ずかしながら、突然、込み上げるものがあり、やや感涙のあまり言葉に詰まってしまいました。
・・・
模範解答の公開されない診断士の試験では、試験会場で与件を読みその場で考えを巡らしても到底出題者の意図する解答に到達することは極めて困難です。事前の想定をもって題意に的確に当てはめる技量も、資格試験である以上必要です。これは、一私人として試験資格制度を非難しようが仕方がないことで、ビジネス同様、ルールに従うのみです。
事例1〜3はほぼ順等に埋め半分程度は得点できているのではと思います。事例4については、試験委員の入れ替えがあったとのことでそのためか出題傾向が大きく変更され、完全に面食らった状態でした。設問そのものの難易度は決して高くありませんでしたが、出題者の期待している解答になっているか、なんとも判断がつきません。
受験後の感触で合否の少なくとも否については相応に我ながら察しがつくものです。今回は、前回と違い不甲斐なさを感じることはありませんが、正直、いまひとつ釈然としません。しかしながら、これまで、診断士の試験勉強を続けてきたことは決してムダにはならない確信していることには違いありません。残念な結果に至ったとしても、到達するまで続けるつもりです。(今年ダメなら、また1次からの再スタートですが・・・)
ここ1〜2年は帰省以外で、家族を旅行に連れて行くこともありませんでした。とりあえず、子供もまだ小さいので、家族で遠出をする機会を設けようと思います。
最後に、妻と子供達に感謝したいと思います。ありがとう。