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レーシック(LASIK)を考えている人必見!!エリック松永のレーシック(LASIK)道場(#2/2)

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今回は僕のLASIK体験の実況中継です。こんな感じでLASIKを受けたんだという流れが分かると思いますので参考にして下さい。

・病院選び(2008年12月頭)
今回LASIK実行に踏み切れた一番の理由は、周りにLASICを実際に行った人達が沢山いたことでした。仲のいい友人、会社の同僚で詳しく話を聞ける人が5人もいました。さすがに目の手術なので料金ではなく実績や歴史と周りの人の経験から選ぼうということで最終的には新橋の錦糸眼科を選びました。錦糸眼科は1996年にレーシックを日本で初めて実施した病院です。正直言って、HPだけの情報では、どこも凄いPRで選べなかったので、最終的には信頼できる友人がやった病院と同じ病院にしました。錦糸眼科では紹介割引とかなかったのですが、結果的に良い選択だったと満足しています。錦糸眼科に決めたのは12月の頭くらいだったと思います。

・まずは電話。初診日の予約。(2009年1月6日)
今年はお正月に、2009年はLASIKを受けて近視からおさらばすると誓っていたので、お正月のドタバタが落ち着いた1月6日に初診日を予約するために電話をしました。初診日は1月10日の14:00からに決定。もっと先になるかと思ったので、少しドキドキです。

・初診。(2009年1月10日)
14:0010分前に病院に到着。受付で身分証明と初診票に記入して待合室へ。待合室にはすでに8人くらいの人がいて、奥にある検査室に呼ばれて出たり入ったりしている様子。検査は9項目:


1.角膜屈折調整検査
屈折度数の測定。


2.角膜厚検査
角膜に超音波を当てて角膜の厚さを測定


3.角膜形状画像解析
レーザー光を角膜に照射し角膜の形状、湾曲を検査


4.角膜曲率半径計測検査
角膜の曲率と湾曲の軸角度を測定


5.矯正視力検査
検査レンズをつけて、最大視力を精密に検査


6.眼底検査
像が結ぶ網膜の黄班部の状態を検査


7.裸眼・矯正視力検査
自覚視力と矯正視力の検査


8.眼圧測定検査
眼球の圧力を測定。


9.角膜内皮細胞数検査
長期コンタクト使用者に対して内皮細胞の数を測定

検査自体は、裸眼・矯正視力検査以外は機械に顔をのっけているだけで自由に検査してくれるものがほとんどで、待ち時間を入れて30分程で終了。検査の結果を受けたガイダンスまでの間、LASIKについてのビデオを観ました。正味10分くらいのビデオですが、手術の模様などが結構グロかったですね。ビデオの間にもどんどんガイダンスに呼び出されていきます。僕は15分くらいビデオを観た時点で呼びだされました。

医師がいる部屋に入り、まず目を視診してからガイダンス開始です。まず僕の角膜の厚さについての説明で、厚さは問題なしなので、イントラLASIKでもLASIKでも問題なしといわれました。とはいえ、万全を期したいのでイントラLASIKで行くことに。手術の流れなどを説明し5分くらいで説明終了です。角膜の厚さに問題がある人だとガイダンスに時間がかかるようでした。

再び待合室に。まだ、さっきのビデオが流れている。観るものがないのでビデオの内容はほとんど頭に入ってしまいました、、、、。5分くらい待たされて、受付から呼び出し。手術の日程調整、手術当日の簡単な説明と初診診断料の支払い(5000円なり)です。手術の日程調整を聞いてびっくり、

「今日は無理ですが、明日なら大丈夫です!」

あ、明日!!!と驚きながら、まあ勢いも大事かなと次の日に決定しました。朝9:00の集合で解散は16:00くらいになるとのこと。テンポが速いのには驚きましたが、ささっと済ませたかったので問題無しと判断しました。今日でメガネともおさらばかと思うと、嬉しいのなんのって!


・手術。(2009年1月11日)
集合が9:00だというので10分前に現地到着。すでに10人くらい人がいました。少し出遅れたかと後悔しました。この順番が手術の順番になったのです。最終的には15人が集合。何か変な感じ。

集合時間になり再度ビデオを観させられ、感じのいい看護婦さんから今日の手術の流れが説明されました。手術はフラップの作成と、角膜のレーザー照射の2段階で行われ、昼休みを挟んで、医師の診察、フラップの安定のために2時間ほど休憩して解散とのこと。結構、長丁場です、、、、。

まず、9:20に服の上から緑の割烹着みたいのを着させられ同色の帽子をかぶされました。15人が言葉もなく同じ格好で椅子に座らせられ異様な雰囲気です。待合い室の隣に手術室があるのですが、ガラスで丸見え。死刑執行を待つように無言の時間が過ぎます。

待っていると手術の順番で目薬をさされます。これは麻酔なんですねえ。さすがに目に注射するといったら怖いのですが、目薬をさすだけなので楽勝!!と思っていると、1人1人呼ばれてフラップ作成の手術が開始されました。フラップは角膜を削るためにペロンとはがす角膜の表面なのですが、ここではめくるための筋をレーザーで作成します。フラップを作成すると一瞬白くなるのですが、すぐに元にもどります。今はフラップを作成するとまた元の待合室に戻されます。フラップを作るとあまりよく見えなくなるので看護婦さんに手をとられて帰ってきます。なんか、怖い、、、、。僕は朝出遅れたので最後のほうでした。皆がミイラみたいに手をとられて帰ってくる姿はなかなか緊張感がありました。

いよいよ僕の番。呼ばれて部屋に入ります。台に寝ると目にはめる枠みたいのがおりてきて目にカパっとはめます。これで瞬きは出来ません。続いて眼球を固定する器具が降りてきてからレーザーでフラップを作成します。光を見つめているだけで10秒くらいで終わり。あっという間です。全く痛くはありません。待合室に戻ると目薬をさされます。

待合しつに戻り、全員、フラップを作り終わるとそのまま本番です。また1人1人呼ばれます。やっぱり朝出遅れたのは致命傷でした。精神的に早いほうがいいです。待つのは気分的に良くない。同じように1人1人呼び出されていきますが、今回は少しだけ時間がかかっているように感じますが、たいしたことはありません。いよいよ僕の番です。同じように台にのせられ目を固定され、フラップをめくりますが、別に痛いわけではありません。そのままレーザーで角膜を調整します。20秒のレーザー照射が始まると髪の毛を焼いたような匂いがしてきました。あ、焼いているんだと思う瞬間、「はい、終わりです」と完了。これで終わりなの?というくらい、あっという間で、全く痛みの無い手術でした。

全員の手術が終わると割烹着と帽子を脱ぎ、受付横の待合室に移動させられます。目薬をさして1時間くらいそのままで目は閉じたままに。最後にもう一度目薬をさしてお昼休みです。時間は12:30です。ということは手術は15人全員で2時間くらいという事でした。

保護用のメガネをつけて外出です。おお見えます。でも光がまぶしくて仕方ない。1時間歩き周りました。ソニープラザまで歩いて行って新しいPシリーズを見にいきましたが、やはりまぶしくてよく見えません。

1:30に病院に戻って、診察です。また順番に呼ばれます。その間の待合室の風景はどんどん変わっていきます。また1人1人呼ばれて、検査と診察です。検査で視力は1.2になっていました。検診でも問題なしでした。診察後もフラップを安定させるために2時間休んで、最後の支払い(28万円なり)を済ませ、1週間検診の予約をしました。解放されたのは13:40分。次回の予約は1月16日の17:00にしました。

帰る時にはぼやけもなくなって来ました。信じられない程の快適な視界です。ハイビジョン放送のような景色が裸眼で見えます。感激して帰ったのでした。

ちなみに目薬を当日、翌日は3時間おき、3日後からは頻度を減らしという具合にすることになります。術後はドライアイになりやすいので目薬は真面目にやりましょう。


・術後診察(1月16日)
術後診察は1週間、1ヶ月となります。1週間後の術後検診は1月16日に受けました。まずひととおおりの検査をしました。視力は1.5になっていました。そして診察。僕の場合、問題がないみたいで、すぐに終わりました。

だんだん裸眼で見えることに慣れてきて、目に対して無神経になりがちになってしまいました。年も年なんで少しでも目が悪くならないように気をつけていきたいなと思っています。lまずは近くのものを長時間見ないようにするのと、なるべく遠視メガネを着用する。理由は前回の記事を読んでいればわかりますよね!!

長々と書いてきましたが、これはあくまで僕個人の記録です。詳しくは専門の医師に相談して下さい。ご参考になれば幸いです。


Peace out,


Eric

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