大分で会いましょう。#東京ミーティング
大分県のお仕事をお手伝いすることになり、そのキックオフ的なイベントが先週末開かれました。
プロジェクト名は「大分で会いましょう。」で、目的は持続可能な地域を共創することで、昨年は、あの有名なシンフロでバズったプロジェクトの今年度版です。シンフロはその面白い映像から数々のメディアで取り上げられ温泉県としての大分の認知拡大に大きく寄与したのですが、より継続性があり、温泉以外の大分の良さもしっかりと伝えていこうというもので、シンフロに比べると地味なのですが、バズではない心に染み入るプロジェクトにしようということで展開を開始しました。
地域と人とのエンゲージメントをしっかりとやっていこうという企画に落とし込み、そこにソーシャルをはじめとするデジタルをしっかりと活用していく建てつけにしました。そして言うまでもなく重要なのは「いいコンテンツ」を「継続的に」発信し、関係者やファンに共感してもらい、知人に推奨・共有してもらうことです。
プロジェクト名は「大分で会いましょう。」サイトのURLは oita.love です。コンセプトはソーシャル・ブロードキャスティング!
このプロジェクトでは年間を通じて大分県出身者や馴染みのある方に大分のご自身が好きな場所に行ってもらい、その良さを存分に語ってもらうことをソーシャルでどんどんライブ配信していく活動です。ブラタモリ的なノリですね。それをソーシャルでやっちゃおうと言うことです。すでにいくつかの企画を仕込んでいるのですが、大分県出身者だけにそれはもうローカル感満載な、決してガイドブックでは出てこないTipsが愛情いっぱいに語られます。
大分県は温泉、そして湯布院、別府という地域こそ有名ですが、それ以外あまり知られておらず、県の方や地元の方はそれをとても残念に思っているようです。実際に大分は自然と人情が溢れ、歴史もあり、最近は外国の方も増えてきているようで、そんな良さをこのプロジェクトで取り上げ、それを起点に大分県民や大分好きが自分ごととして広めてもらったり、参加してもらったりで良さを伝えていこうという狙いです。
従来のアプローチと違うのは、ソーシャル・ブロードキャスティングの名付けたように、ソーシャルでライブ配信をどんどん行い、ライブならではの臨場感を伝えていくことです。県でテレビやラジオの番組持っちゃったようなものです。
そしてプロジェクトの東京でのキックオフとして#東京ミーティングを実施しました。何故東京か?答えは大分県出身者で東京在住者の魂に灯をつけ、今後このプロジェクトの共創パートナーになってもらうためです。
#東京ミーティングは原宿のイベント会場にて行われました。キーイベントは二つ、松浦弥太郎さん(元「暮らしの手帳」編集長、その後Webサイト「くらしのきほん」を立ち上げる)、橋本栄子さん(別府で湯治柳家経営)のトークショー、そして宮川園さん(食べ物建築家、スタジオ・ノクード)の大分のオーガニックな食材を使った素晴らしい食事です。参加者の70%くらいは大分県出身者で、家族や友人を伴って来場いただきました。また、大分県とはあまり関係がないけど松浦さんのファンだという方もいらっしゃいました。
松浦さんと橋本さんのお話はまるで会場が大分にあるかのようなほっこりとした雰囲気の中、大分の素晴らしさが観光文脈とは全く違う内容でお話いただきました。会場にいて大分に行きたくなった方は多いと思います。松浦さんの優しい、独自の視点に会場は暖かい雰囲気になりました。
当日の動画はこちらから
お二人のトーク後懇親会となり、宮川さんプロデュース・調理の素晴らしい料理と大分の地酒が提供され、参加者がゲストのお二人とお話をしたり、参加者同士で話をしたり、とてもいい雰囲気で大分のことを話して盛り上がっていただきました。
みなさま、とてもこのイベントにご満足いただき、みなさまが得た共感をそれぞれでシェアしていただきました。下記は「大分で会いましょう。」のインスタグラム公式アカウントでのポストですが、素敵な笑顔で溢れました。
次回は7月4日に大分でのイベントになります。詳細は追ってサイトやFacebookページでおしらせします。
みなさん、大分で会いましょう。