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デジタルとアナログの間を行ったり来たり

カードが偽造されてしまった

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 昨日外出したところでカード会社から携帯に電話があった。利用状況について確認したいことがあると留守番メッセージに残されていた。それって不正使用されちゃったのかなと心配しつつ、さきほど折り返してみると、やはり。

 「昨日、加山様のカードにて、○○で7千円、○○屋で9万円、○○で9千円のお買い物があり、3件目は利用できなかったのですが、ご本人様のお買い物でしょうか?」

 ひえー。違いますー。それらのお店には足を運んでませんし。即座に否定した。

 案の定「偽造カードで利用されてしまったようです」だそうだ。予想通りとは言え、こんなことは初めてである。なぜ3件目ではじかれたのか聞き損ねた。不審な点でもあったのか、なんだろう。

 偽造被害に遭ったと分かった以上、ここで筆者のカードは止められ、新しい番号を振り直したカードが後日送付されると告げられた。同時に自分の利用ではないことを申告する書類も送付されるとか。

 ひやー。困惑する。

 なんだろう。どこかでスキミングされたってことだろうか。カード会社の担当さんによると、そうではないらしい。担当さん曰く、「アメリカのカード情報を持っているところがハッキング被害に遭い、アメリカで利用したことのあるお客様が偽造被害に遭っています」とのこと。履歴情報を持っているようなところからデータが流出して、そのデータから偽のカードが作成され、昨日のように日本のデパートで不正使用……に至ったのだとか。

 「ちょうど本日、お客様に(注意を促すような)連絡のハガキをお送りするところでしたが、その前に被害に遭われてしまったようです」

 うーん。やられた。これまでカードの利用は、海外では特に、怪しそうなお店では使わないようにしてきたつもり。カードを使うとしたら大手の店とか、美術館とか、だからといって安心とは言い切れないのだが。

 それにしても。事件当日に連絡をくださり、不正使用分は負担してくださるとのこと。それがクレジットカードのあるべき姿とはいえ、ありがたい。不当な請求はされずにすんだ。とはいえ、海外で使用した経験のあるカードはもう1枚ある。そっちは大丈夫だろうかとやや心配。

 筆者のような偽造被害はアメリカでカードを利用した経験のある人に多発しているとか。どうぞお気を付けください。とほほ。

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