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日本を環境立国にするために、ITベンチャーを飛び出して起業しました。

今年の夏には、熱い体験が待ってます。

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今年の夏も暑いですね。30℃を軽く超えるような気温のなか、電力需要の逼迫でクーラーの使用もなんだか制限されているみたいな気分で、熱中症になる方も急増しているようです。夏はそもそも暑いのですから、あまり無理せずに仕事や作業はほどほどにしていきたいものですね。


そう、昔から日本では夏の過ごし方は、打ち水や行水といった水の蒸散効果を利用した涼のとり方や、家のなかに上手く風を通す間取りといった知恵によって、暑い季節を快適に過ごす方法をわきまえていました。一方で現代の都市においては、アスファルト舗装がほとんどで熱い日差しが照り返し、密閉された空間を冷房するために室外機からは熱が放射されるために、低層に熱が滞留するヒートアイランド現象が起こっています。


HEATISLAND.bmp これらは都市への人口の一極集中と、それに伴うエネルギー消費の極地化に起因しており、根本原因を解決するためには真夏のもっとも暑い時期だけ職場や住居を分散させた方がよいでしょう。

実際に多くの企業では、今年の夏休みを8月上旬から長めに設定しているところもあり、また夏季だけオフィスを地方に移転する動きもあるようです。


私が暮らす岡山県美作市では、日中こそ暑いですが朝夕は山から涼しい風が吹いて、冷房要らずで過ごせています。インターネットもブロードバンドが開通しているので仕事をするにも支障はないですし、空いている施設が多いのでそれらを自由に無料で利用しながら悠々と生活することができます。


最近では、そんなライフスタイルに興味があると、わざわざ東京からも友人たちが訪ねてくるようになってきました。夏休みに田舎に行って遊んだ子ども時代を彷彿とさせるような、嬉々とした表情を見ると私もうれしくなります。


そんなわけで今回、上山棚田大学「夏の野焼き入門」と銘打って私たちの中山間での暮らしの醍醐味を味わってもらう企画をご用意しました。8月6日と7日に、耕作放棄地を農地に戻すために大切な作業である野焼きを行ないます。そこに、主に都市に住む若者たちに参加してもらって自然と向き合う体験をしてもらいたいと考えています。


276978_230913096939584_511627_n.jpg上山棚田大学「夏の野焼き入門」
(Facebookイベント)


「ホンキのことをホンキの現場で修行できる、なかなかな​い場!」上山棚田大学、ついに始動です。

まずは、棚田再生の際に、避けては通れない、しかし一番​オモロいとの噂の上山名物、野焼き!

教科書なんてございません。映像だけでは伝わりません。​その場に来て、体験してみよう!



もちろん、熱い野焼きを体験してもらった後は清流で涼んだり里山のなかを散歩したり、のんびりと田舎を満喫してもらえます。近くの温泉で地元のお年寄りとお話ししたり、採れたて新鮮な野菜を丸かじりしたりもできますよ。





こんな夏だからこそ、ちょっと人生観を変えてみませんか?そのお手伝いをさせてもらえたら、私たちとしても本望です。


愛だ!上山棚田団-限界集落なんて言わせない!
愛だ!上山棚田団-限界集落なんて言わせない!







当エントリに関連する過去エントリは以下のとおり。


僕らが創る、新しい社会
新・上流社会へようこそ
日本の限界集落が必要な理由



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