「製造業におけるIoT」の現状を把握するための2つの調査
現在、製造業のための製品・サービス情報サイトの「TechFactory」にて、2つのアンケート調査を実施しています。
▼インダストリアルIoT動向調査:つながる工場の現状と課題
https://jp.surveymonkey.com/r/S2FKLVT
▼「IoT時代の組み込みソフトウェア品質」に関するアンケート
https://jp.surveymonkey.com/r/Q5DH66X
この2つのアンケート調査のうち、「組み込みソフトウェア品質」については今回初めての実施となりますが、「つながる工場」については定期的なアンケートとして年に1回実施しています。ちなみに前回、2016年6月のアンケート調査結果は以下で公開しております。
■TechFactory特集:工場内ネットワークの現状と課題
2016年の調査では、「実際に工場のネットワーク化に取り組んでいる」と回答した方が42.8%と、2015年の調査(36.5%)からポイントを上げており、着実に取り組みが浸透していることがうかがえました。
「経営層からの指示をきっかけに、40%近くが検討/着手を始めていることも分かった。その中で既に『本格稼働を開始している』と回答したのは19.6%で、『試験運用/検証中である』(33.6%)と合算すると、53.2%がつながる工場/工場内ネットワーク化の実現に向けて、本格的な取り組みを進めていることが見てとれる」
【2016調査レポートでの編集部コメントより抜粋】
果たして、こうした状況が1年たってより一層進行しているのか? それとも停滞しているのか? 工場のネットワーク化(つながる工場)への取り組みやその目的・期待を浮き彫りにすると同時に、1年前と比べた進捗度合、つながる工場の実現に向けた課題についても調査します。
また、同時に実施するアンケート「IoT時代の組み込みソフトウェア品質」も、「つながる工場」と密接に関わるテーマです。FA機器など工場内で使用される産業用機器もIoTによって「つながる」対象となりつつあります。こうした機器の開発では「つながる」だけではなく、「品質管理」や「セキュリティ」もより重要な要件となり、開発/実装の難易度も上がっています。このような状況の中で、組み込みソフトウェア開発に携わるエンジニアがいま、どのような意識で製品開発に向かっているのかを明らかにします。
なお、アンケート調査にご協力いただいた方の中から、それぞれ抽選で3人の方に「Amazonギフト券(5000円分)」をプレゼントしてます。製造業の皆さまのご回答お待ちしております。(結果が出たらまたこのブログで報告する......かもしれません)