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人工知能と「雑談」ができる日は来るのか

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先週はIoTと人工知能の話をしましたが、今週も人工知能についての記事を取り上げます。

NTTで人工知能の雑談対話を研究している東中竜一郎さんいわく、人間は、機械が相手でも「雑談」してしまうそうです。

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人工知能と人が、本当の意味で"話せる"ようになる日 - ITmedia エンタープライズ

この「雑談」というのが非常に難しい。

「明確な目的や答えがある『質問』への対応と、明確な答えがない『雑談』への対応ではシステムの作り方は大きく異なる。(中略)一方雑談には、話題や回答に正解はない。東中さんたちの研究では、人間の雑談のテーマは何千とあり、一番多いテーマでも全体の1%に満たないことが分かっているという。突然、旅行の話やラーメンの話を振られても、何らかの対応ができるようにしておかなければいけない」。

これって、人間にとっても難易度の高いことだと思います。「雑談」をうまくこなせるようになるには、さまざまなジャンルの情報ストックと、その情報を適切なタイミングで提示することが求められます。

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例えば、アイティメディアで営業に配属された新人を毎年見ていてもそうなのですが、これまでの学生生活では関わってこなかった「法人営業」という場に出たとたんに普段は私と普通に日常会話ができているのに、お客さんの前では「雑談」ができず、終始自社の商品説明で終わってしまうような場面をよく見掛けます

これが数カ月たつとだんだん慣れてきて1人でも往訪できるようになり、1年もすればお客さんと雑談できるようになってきます。しかし、そこで「盛り上がり」「仕事につながる」ような雑談ができるようなるには、まだまだ習練が必要です。

男女の会話でもそうでしょう。男性同士の会話、女性同士の会話、そして異性との会話で、「成立する雑談」のタイプが全く異なります。もちろん性別の関係のないテーマも数多く存在します。さらに、国や文化が違うと一層ハードルが高くなるでしょう。

では果たして、「人間」と「人工知能」が盛り上がる......とまではいかなくとも、違和感なく成立する雑談とは一体どういうものなのでしょうか。

アニメや漫画に出てくる「ドラえもん」や「タチコマ」のような、人間と同じレベルでの会話を実現するには今の人工知能は至っていませんが、もしかしたら人工知能だからこそ成立する「雑談」のタイプやテーマが存在するのかもしれません。

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