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ドラえもんとスター・ウォーズはここまで現実になっている

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AIやロボットテクノロジーなどの進化に伴い、少し前までであれば想像もしなかったような様々なことができるようになっています。
たとえば、ホテルで接客するロボット、運転支援機能を備えた自動車など、今ではさほど驚きもしないようなことですが、10年前には誰も普及レベルで現実になるとは思っていなかったでしょう。

これらはいずれも、SF映画や漫画の世界では、未来の世界の姿として描かれることが多かったものです。たとえばドラえもんは2112年に誕生したことになっていますが、あと95年後に実現しているでしょうか。
そこまでは難しいよね、というのが一般的な感覚とは思いますが、実はドラえもんのひみつ道具の中で、現実の世界ですでに実現されているものがある、と言ったら驚くでしょうか。実は結構あるんです。

また、本日最新作が公開となるスターウォーズについても、現実の世界ではどこまで実現できているのかを「検証」する試みをしています。
ともにIBMが関わるサイトとなりますが、ご紹介します。

ドラえもん

ドラえもんですでに実現された「秘密の道具」35選

なんと35もあるそうです。その35個すべて説明があります。
たとえば、

秘密の道具14:わりこみビデオ
録画したビデオに出ている人物の顔に、別の人物の顔をはめこみ、合成することができる。

実現されたもの14:動画編集ソフト
イージー特撮ビデオ同様に動画系のアプリや動画編集ソフトにより簡単に合成できるようになりました。顔を入れ替えて遊べるアプリが人気で、その失敗ネタがまとめになりネット上で話題になっていました。

なんていうものは、なるほどなと思います。

秘密の道具18:カラオケキング
10万曲が入った採点機能付きカラオケ。お世辞レベルに合わせると、ジャイアンでも100点満点が取れる。

実現されたもの18:通信カラオケ
今やカラオケで自分のCDまで簡単につくれる時代です。ジャイアンだったら絶対に作ってみんなに無理やり買わせるでしょう。

なんていうのは、ちょっと強引じゃない、と思いますが。

なるほどと思うのが多いか、強引なのが多いと思うかはそれぞれと思いますが、中々面白いのでぜひアクセスしてみてください。



スター・ウォーズ

夢のサイエンスが、現実に。
と題して、「Science and Star Wars」というサイトが開設されています。

紹介文としては、

IBMとスター・ウォーズがタッグを組んで、いま私たちが持つテクノロジーと遥か彼方の銀河のテクノロジーが、大きくかけ離れたものではないことを、9つのエピソード動画(順次公開)で紹介します。スター・ウォーズの世界に満ち溢れる驚くべきテクノロジーが、現実の世界でも身近になりつつあることを、IBM ResearchとWatsonが解明します。スター・ウォーズとIBMによって、夢のサイエンスが現実に!

とあります。

それぞれが、現実にやろうとするとこうなった、という実証を動画で見ることができます。たとえばR2-D2やBB-8のようなドロイドは、映像認識と大容量のデータ解析、そしてIBM Watsonによってかなりの部分で現実世界でも実現が可能なのではないかと思わせられます。
ライトセーバーは理論的にはできる要素はあるものの、現実的にはまだまだ遠いな、というのが私の感想です。
私はあまりスター・ウォーズに詳しくないのですが、その世界が好きな方であれば、実証内容に同意、共感できるかという観点で、お楽しみいただけるのではないかと思います。

このように、ドラえもんやスター・ウォーズ以外にも架空世界で描かれていたものが現実になっているというケースがあるかもしれませんね。皆さんも、探してみてはいかがでしょうか。

IBM 中山貴之のWeb Page (平日は毎日更新中)

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