オルタナティブ・ブログ > 代替案のある生活 >

ITの技術や方向性考え方について別の選択肢を追求します

あああ、割り込みされちゃった

»

私は幅広の体型からか、あまり列を作っているときに割り込みをされたことがありません。しかし、12月24日に渋谷のBunkamura オーチャードホールで、めずらしく割り込みを経験しました。

レニングラード国立歌劇場管弦楽団の演奏による、クリスマス・コンサート。

ショスタコーヴィチ:祝典序曲
ワーグナー:「ローエングリン」より第3幕への前奏曲、“結婚行進曲”
チャイコフスキー:大序曲「1812年」
ヘンデル:オラトリオ「メサイヤ」より“ハレルヤ・コーラス”
ポンキエルリ:「ジョコンダ」より“時の踊り”
シューベルト:アヴェ・マリア
プッチーニ:「トゥーランドット」より“誰も寝てはならぬ”
ベートーヴェン:「交響曲第9番」より“歓喜の歌”

と、もう松花堂弁当状態でした。まあ、おもしろかったけど。ほんもののロシアンボゥの第一バイオリンの女性演奏者が、すてきでした。

コンサートのお楽しみは、休憩時間の飲み物。シャンペィンやワインと軽くサンドイッチなどを食べて、無責任な音楽評論をする。これは楽しい。最近はどこのコンサートホールでも、バーカウンターがあり、楽しめるのです。

このオーチャードホールにもあるのですが、ものすごい混雑です。並んでいたら、ふーっと左から、あごに無精髭、髪の毛がおっ立ってグレーのスーツを着たにーちゃんが入ってきて、私の前に立ち、「シャンペンふたつ」と言いました。あら、割り込まれちゃった。

唖然としていると、右側から髪の毛ぼさぼさのおっさんが、「コーヒー」と叫びました。うーむ、ここはどこだぁ?猿山かぁ?もうふたりに割り込まれたので、ちょっと肩肘をはり、割り込まれないようにして、ビールとジュースを頼むことができました。

コンサートホールのバーカウンターで、割り込まれたのは初めてです。根がポヨーンとしているので、割り込まれても腹は立たないのですが、私の後ろに並んでいる人たちに失礼ですよね。せっかく楽しいコンサートなんだから、優雅に振る舞いましょうよ。割り込み厳禁!

Comment(2)