人生は、旅だぜ
人には二種類あって、ひとところにじっとして居られない人と、動かない人だ。
「月日は百代の過客にして、行かう年もまた旅人なり」。芭蕉は、1964年伊賀上野で生まれ、江戸に出て、1970年に深川に草庵をむすび、芭蕉を門人からもらって芭蕉庵と名付けた。その後、「野ざらし紀行」「鹿島紀行」「笈の小文」「更級紀行」「奥の細道」などを表す。すべて、旅の上での俳句集である。大阪で病に倒れ、「旅に病んで夢は枯野をかけ廻る」を読んだ。芭蕉は旅の人である。
芭蕉、西行、円空、若山牧水、山頭火、山下清、司馬遼太郎、五木寛之、椎名誠。李白、バイロン、ランボー、ゲーテ、モーツァルト。芸術家の中にも、旅を続けた人が多い。椎名誠氏は、芸術家なんだろうか?という疑問は伏せるとして・・・。
旅をずっと続けることが出来ればいいなあ、と思うのだが、糊口をしのぐためには、会社に出てサラリーをもらわなければならない。まあ、今の仕事は面白くてやっているので、これはこれで大満足なんだけれど。
さて、ゴールデンウィークである。暖かくなって来たし、花が咲き始めているし、冷たい雨が降らなければ、良い季節だ。実は普段、私はゴールデンウィークに休みを取らない。祝日にも会社に出て、仕事をしたりしていた。季節はいいのだが、民族の大移動のように、みんなが一斉に休んで観光地は混雑するのが、とても嫌なのだ。人とは同じ事はしたくない、というひねくれた根性なのである。
今年は、4日休みを取れば11連休になる。しか〜し、お仕事が好きな日本人は、30日、1日、2日を休まないだろう、と踏んだ。1日は、メイディで労働組合関係の方は休むだろうが、観光地に出かける人は想像よりは少ないだろう。しかも、このゴールデンウィーク内に出張する人も少ないはずだ。連休の間に打ち合わせをするのは、失礼だ。
ビンゴ!観光地のビジネスホテルが取れた!!JR の切符も要所要所は押さえられた!ということで、今年のゴールデンウィーク、俺は旅に出るぜ。夜、酔っぱらっていなければ、ブログを書きます。写真も撮るつもり。
どこに行くか、は、見てのお楽しみ、だよ。