ja.netbeans は、ねこび〜ん、です。よろしくっ
NetBeans をやってる片貝さんのブログで、ja.netbeans のマスコットが決定したとの投稿がありましたので、記載します。ja.netbeansのマスコット、「ねこび〜ん」です。
ja.netbeans.org を見て頂くとわかるんですが、netbeans のデザイン、最近は、ライトブルーのさいころみたいになってます。たぶん、ねこび〜んのデザインも、この辺から、出てる見たいです。ja.netbeans のマスコットということで、日本独自仕様です。カネウチカズコさんという方が書かれたようです。
Java 全体のマスコットは、ご存じ、Duke です。これ、Java の父と呼ばれている James Gosling (ジェームズ・ゴスリング)が自分で書いてるんですね。Duke はもともとアプレットを作る際に、例として作ったものです。
最近の NetBeans 機能も豊富に、より使いよくなってきています。以前同様、この「NetBeans」無償(タダ)です。コミュニティもあり、オープンソースとしては、安定しており、安心して使えます。
機能概要はこんな感じ。
- 使いやすい Java GUI ビルダー
- キャンバス上にコンポーネントを配置し、位置を調整することで、本格的な Java GUI を作成できます。
- Visual Web と Java EE の開発
- Ajax、CSS、および JSF を使用して、標準ベースの Web アプリケーションを視覚的に構築できます。EJB の開発に必要なツールがすべて揃っています。
- 視覚的なモバイル向け開発
- 携帯電話、セットトップボックス、および PDA で動作する GUI アプリケーションを作成、テスト、およびデバッグできます。
- 視覚的な UML モデリング
- UML モデリングによって、ソフトウェアのデザインを実装から分離できます。
- Ruby と Rails のサポート
- 強力な Ruby エディタ (コード補完機能付き)、デバッガ、また Rails の全面サポートを備えています。JRuby のランタイムが含まれます。
- 強力な Ruby エディタ (コード補完機能付き)、デバッガ、また Rails の全面サポートを備えています。JRuby のランタイムが含まれます。
- C/C++ の開発
- 全機能が揃った C/C++ エディタ、デバッガ、プロジェクトテンプレート、複数のプロジェクト構成のサポートを備えています。
C/C++ のコンパイラーのIDE 統合開発環境も入っているのが特徴です。C/C++ というとインテルやマイクロソフト、GCC などが有名ですが、このサンの C/C++ コンパイラーもOpenMPの標準に準拠しています。OpenMP準拠により、フォーク・ジョインモデルによる最適化を実行します。
どういうことか、というと、do while でも、本当にループさせなければならないものと、実は並列に実行できるものがあるので、do ループをたとえば 100 回するところを、1回ですませてしまう(ただし、並列処理が必要)事ができるので、実行時間が圧倒的に短く出来るというもの。
以前、この機能は Sun Studio という名前で、有償でサンから提供していたのですが、サンのCEOジョナサン・シュワルツが、「開発者が使う製品は、すべて無償化する。」と言ってしまったために、NetBeans の一部となり、無償となりました。結構良い値段で、私の給料の支えだったので、がっかりなのですが、開発者には朗報です。SPARC 上では、GCCに比べ、格段に最適化が良いので、SPARC 上で C/C++を使う人は、こっちを使ってください。
今回の話題の中心、「ねこび〜ん」ですが、ja版だけでなく、世界規模で認められるといいですね。JavaOne でお披露目したら。あーあ。でも、「ねこび〜ん」って名前、日本人じゃないと、理解できないなあ。「ねっと」と「ねこ」を入れ替えたんですね。英語だとなあ。「bean the net cat」って感じかなああ?