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うわぁー、仙台にパテがないっぞ ?!

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あけましておめでとうございます。今年もよろしく、お願いいたします・・・・。えっ?遅いって。あわてないあわてない、一休み、一休みっと。などと、「ぶつくさ」言いつつ、年末年始の後、仙台に来ています。弊社は6日から始業なのですが、今年は7日から。ふっふっふ、お気楽。

年末年始。なんか、食いすぎたなぁ。正月のおせち料理って、じつは健康に気をつけた、とてもダイエタリーには優秀な食事なのだが、食い過ぎちゃぁ、いっしょかぁ。若干の(とても、という意味ですが)、体重増加を気にしつつ、かみさんの田舎、宮城県多賀城市に帰ってきた。

で。食いすぎということもあり、今晩は軽く、パンとパテでさらりと晩飯をすましちゃおう、っとJUSCO多賀城店に出かけたわけです。JUSCO多賀城店は、野球球場が2つ入るほどに、広~い売り場なのだ。

海の幸は、塩竃、石巻沖の暖流と寒流が交わる場所で、とんでもなく、旨い魚が上がるので、まずいわけがない。山の幸は、野菜、果物(味がぁ、違うぜ)、そしてそして、宮城県といやぁ、「ささにしき」でしょう。米がうまくて、水がよければ、お酒も最高、なのだそうだゼ。

だのに、だのに、JUSCO多賀城店に、パテがない。

なぜ、っと思うのだが、ない。ソーセージ、ハム、ここまでくれば、あとはパテとテリーヌ。でもない、何回見てもない!ううっぅ。こうなれば、意地である。次の日は、仙台に行く。わざわざ、パテを探しに(ばかでーす)。

仙台のデパートは、藤崎と三越。両方とも、老舗で、かつ、最新のファッションなど最先端も行っている、すっげー良いデパートだ。Fauchonでバタールを買い、さーぁてパテでも、と思ったら。ない!ない!藤崎には、パテがない。

そこで、三越に行く。三越ならば、東京資本だしな。三越のデパ地下は、藤崎の倍はある。

あっ、・・・ない。

かみさんにパテがないかと聞いてもらったら、「あ、それはクリスマスごろにしか、でないんですよぉ。エビを入れたり、ハムがはいっていたり。ねー。」それはテリーヌだろ。

ということで、パテはどこにもなかった。なぜだろう。やはり宮城県の食文化なのだろう。とんでもなく美味しいご飯があり、すばらしいお魚や野菜がある。仙台牛はあるものの、仙台牛は高価な肉。仙台名物の牛タンは、牛の舌のみを米国から輸入しているのだ。つまり、肉を食べつくす文化が育っていないのだろう。

パテは、つぶした豚やとりの肉、内臓を余すところなく、食べる為の手段なのだ。ミンチにし、漉して柔らかくし、香辛料や肉の脂を加えて持ちを長くする。たとえばドイツなら、つぶした豚をさまざまなハム、ソーセージにした後の、残りの肉、内臓までをパテにして保存した。そういったものだから、美味しく最後までいただくごちそうなのだ。

だから、別段、パテがなくとも、その土地の優れた食材を余すところ無く食べつくすのであれば、それはりっぱな食文化なのだと思う。恥でもなんでもない。仙台に来て、美味しい食べ物を食べつくしてごらんなさい。すっごーいよ。いまなら、松島の牡蠣が本番です。

といいつつ、パテをどうしても食べたかったので、今日は仙台の駅前に行った。輸入食料品の店が仙台駅の一階にあるのだ。当然だがそこにはパテがあった。何処にでも売っているジェンセンズのパテと、エナフ(Henaff)の豚のパテ。普通のパテだ。うれしい。

ついでに、ホットソースも買っちゃいました。「なんとかデス」シリーズだ。オリジナル、ハラペーニョ、アフターデスとサドンデス、というやつで、

サドンデスソースは想像を超える辛さであるため、特にお子様、心臓の弱い方はご使用の際には十分に注意して、希釈又は調味材料としてご利用下さい、。

だそうである。うううっ。どうしようかなぁ。

追記:ホットソースのうち、一番軽い、と思われる、「オリジナル・デス・ソース(Original Death Sauce)」を使ってみましたが、タバスコ・ハバネロのたぶん5倍ぐらい辛いです。このサドンデスの辛さは、本当に死んでしまうかもしれません。どないしょー。あ、オルタナティブ・ブログの定例会に持っていって、そーっと使ったろ。ふっふっふ。

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