【ご案内】Enterprise 2.0(ようやく)走り出す
Web2.0が、普通の人たちが様々な新しいアクティビティに参加できる、モデルとツールを生み出してきた。ブログ、SNS、検索エンジン、写真やビデオを掲載できるWebのサービスなど、様々なサービスを使って、膨大な情報・コンテンツを生み出すようになった。
過去を振り返ると、消費者の環境で培われてきた技術には、企業のシステムに活用・転用が可能なものがあった。とするならば、Web2.0の企業システムへの転用も、あり、かもしれない。そして、それは現実のものとなってきている。それが「Enterprise 2.0」である。
Web2.0のシステムの特徴は、非定型業務であり、非構造化データであり、予測が難しいロードであり、アクセスであり、データ量である。それを満足させるIT環境は、いままでの企業向けIT環境とは異なるものだ。
このグラフは、近年Webのワークロードの需要が、ムーアの法則を上回っていている事を示している。いままでの企業内IT環境は、予測できるワークロードがムーアの法則以下の需要で増えてきた。だから、ムーアの法則の半導体でそのワークロードが賄われてきた。しかし現在、たとえばGoogleであったり、楽天など、膨大なアクセス量があり、ムーアの法則以上の容量が必要となっている。
さて、Web2.0を企業に導入するには、この上の方のワークロードの処理能力が必要になる。それにはどうしたら良いのか。
今回、以下の要領で、「企業革新を支えるエンタープライズ2.0」セミナーを開催することになった。Enterprise 2.0 とは何か、具体的な製品にはどのようなものがあり、その利点は何か。これから具体的なEnterprise 2.0 の実装をプラン中の企業にも、Enterprise 2.0 には懐疑的な方も、十分理解、納得できるセミナーになると思う。
開催日時: 2007年11月21日(水)
開催場所: 三菱総研DCS株式会社 10階 エクセレンスフォーラム
品川区東品川四丁目12番2号 品川シーサイドウエストタワー
(東京臨海高速鉄道りんかい線「品川シーサイド」駅より徒歩4分
京浜急行本線「青物横丁」駅より徒歩7分)
費 用: 無料(事前登録制)
主 催: サン・マイクロシステムズ株式会社
協 賛: 株式会社インプレスR&D
株式会社カミノス・コーポレーション
住友電工情報システム株式会社
ファストサーチ&トランスファ株式会社
三菱総研DCS株式会社
リアルコム株式会社
お申し込みは、こちらから。
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今回のセミナーでは、このオルタナティブ・ブロガーのおひとり、「Software Development」の竹内さんの会社、リアルコムのCMO、吉田健一さんもご講演をされる。吉田さんは、ZDNetブログのブロガーなので、ちょっと勝負!でも、吉田さんは「エンタープライズ2.0」という本の著者なので、実は勝負にはならないのです。
私はEnterprie 2.0 時代のIT基盤のあるべき姿を話すつもりです。