今頃ですが・・・年度末。なんだな、これが。
会計年度の終わりの月、というのは、日本ではだいたい3月と相場が決まっている。外資系の場合はこれが6月となる。日本の卒業式は3月だが、欧米では6月というのと似ている。実際のところ、Wikipediaによるとこの「会計年度」は、国により、公共機関か民間事業者かによって異なるようだ。
経営者や会計部門にはとってはたいへん重要なものだが、従業員にとっても会計年度の区切りは大きなもので、
「あぁ、一年が終わった」
という開放感があり、来年はどうしようかな、などと考えるのも楽しい。それなりに組織変更もあり、まあ特に外資系だと年度末なので退職する人もいる。
会計年度は英語では「Fiscal Year」なので略してFYと書く。カレンダー上の年は「Calendar Year」なのでCYとなる。そして、米国の会社の場合は、四半期ごとに会計情報を出すので、四半期 「Quarter (Q) 」 というのが、重要な区切りになる。CY2007の7月から9月は、会計年度だとFY08 Q1となる。もう2008年なんですね、これが。
さて来週からFY08Q1が始まる。「一年の計は元旦にあり」というけれど、この7月に新年度が始まるので、元旦に立てた一年の計を半年後に補正、もしくは仕事面では「がらり」と方向転換できるのが魅力だ。
さて、FY08はどうしようか。仕事としては以下の製品・ソリューションを「ぐいぐい」と推進していきたいと思っている。
- 内部統制・コンプライアンスの根幹としての 「Sun Java System Identity Manager」
- SOAやビジネスプロセス管理によるTCO削減の 「Sun Java CAPS」
- 新しくて、セキュリティ問題を大きく解決できる 「Sun Ray シンクライアント」
- 業界最速を予定している(笑)アプリケーションサーバ 「GlassFish」
あとはサンの代表的な製品である「Solaris」や「SPARC Enterprise T1000/T2000」さらには「Eco Responsibility」も重要だな。サンの新しいNASやテープ装置も押し出して行きたいですね。
今年も、よろしくお願いいたします。