「ハリー・ポッター」好きなんですが、なにか問題でも?
子供っぽい、と言われようとも、「ハリー・ポッター」の映画は面白いと思うのだが、どうなんでしょうね。児童文学に組み込まれているけれど、映画は映画好きな大人が見ても充分に楽しめる。夏目房之介さんの「漫画の大人読み」があるのだから、「映画の大人鑑賞」があっても良いのでは。
たとえば配役だが、ダンブルドア校長役だった「リチャード・ハリス」は、昔「ワイルド・ギース」などに出演した男くさい俳優で、「ハリー・ポッターと秘密の部屋」が最後の作品になってしまった。その後をついだ「マイケル・ガンボン」も「スリーピー・ホロー」などに出演している。二人とも、アイルランド出身のところが不思議なつながりだ。
スネイプ教授役の「アラン・リックマン」も有名な俳優だ。舞台俳優として有名だが、「ダイ・ハード」や「ロビン・フッド」にも出ているが、面白いところでは思いっきりパロディな「ギャラクシー・クエスト」にも出ている。あの声が特別である。
グリフィンドールの寮監のマクゴナガル教授役の「マギー・スミス」は、以前から上品な女性役が多く、「ナイル殺人事件」や「地中海殺人事件」にも出演している。面白いところでは「名探偵登場」では、「デビッド・ニーブン」の奥さん役で出ているので、年齢がわかってしまう。ちなみに、この名探偵登場では、ペリエ(ポアロのパロディ)の運転手として、若き「ジェームス・クロムウェル」が出ているのだが、ハリー・ポッターとは関係ないのでここでは省略。
さて、一番の期待は「ヴォルデモート」役のレイフ・ファインズだ。「イングリッシュ・ペイシェント」や「シンドラーのリスト」などにも出ているが、私が好きなのは愚作だと罵倒されている映画「アベンジャーズ」だ。「ショーン・ケネリー」や「ウマ・サーマン」を向こうに、というより飲み込んだようなすごい演技力。「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」の墓場でのシーンは素晴らしい。
と、切がないのでこの辺で。先週末、「秘密の部屋」「アズカバンの囚人」「炎のゴブレット」と3本を立て続けに見て、まだ、余韻を楽しんでいるところでした。
今回は、まったく個人の趣味の話でした m(_ _)m すみませんでした。