「iPhoneで日本語Twitterができる」という驚愕

　日本語入力IMも、コピー＆ペーストもない状態のiPhone、それなのに日本語Google検索ができてびっくりしていたら、今度はTwitterですか！

　前回トラバしていただいた、B-log Cabin TPでも既に紹介されていますが、ぼんやりと考えたことの廣島直己さんが「哀 Twitter」を公開していました。バージョン0.3。

　これは、iPhone用のTwitterクライアントであるだけでなく、そこに日本語キーボードを組み込んで、快適なスピードで日本語、記号、英数字の入力ができてしまうというページなのです。自分のユーザー名とパスワードを入れればすぐに使えてしまいます。

　いまのところは縦書き専用みたいですね。横向きにすると、キーボードの下がはみ出してしまうのは仕方のないところ。Twitterログを見るためには縦画面のほうがいいし。

　Zキーの左側に、かな、カナ、アルファベット大文字、アルファベット小文字、記号をトグルで切り替えるようになっていて、BSでバックスペース、CRで文字変換確定、SPACEで変換とスペース入力、GoでTwitterの入力確定といった具合になっています。音引き「ー」を入力する方法がちょっと分からないので、あとで調べてみます。

　このキーボード仕様もよく考えられていて、さすが、という感じがします。「iPhone で日本語検索」と併せて、日本語での使い勝手が一気に進みましたね。

HP-LX シリーズや PalmPilot の英語版を日本語化していた頃のワクワク感が、iPhone 周辺のエンジニア・コミュニティーに出て来ている感じが致します。クライアント側でなく、Web 側でそれを作り込んで行くところが、HP-LX / PalmPilot 時代からの変化、ですね。

という、SmartPhone（！）Cabinさんのコメントにはまさに同感。

　この日本語キーボード「JKeyboard for iPhone」も公開されて（追記：既に公開されていました）、いろいろなサービスに組み込まれていくのでしょうか。ほんとにワクワクしますね。

追記：「iPhone日本語検索ページ」のほうも、Google Maps、Wikipediaの利用が可能になりました。特にGoogle MapsはちゃんとGoogle Mapsアプリに引き渡されます。本当に進化スピードが速いです。