IDS、Gaia-X、Catena-Xの全体像と構成要素
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経済産業省は2022年10月14日、「第1回 サプライチェーンデータ共有・連携ワーキンググループ」を開催しました。
今回は、この中から、IDS、Gaia-X、Catena-Xの全体像と構成要素についてとりあげたいと思います。
IDSは、データ共有促進のため、データ流通ルール・仕様策定、ユースケース蓄積を推進していく取り組みで、国際データスペース協会(International Data Space Association: IDSA)による国際データスペース(IDS)は、データ主権を担保した「データエコシステム構築」のため、データ交換の標準アーキテクチャー、ルール・ガイドライン、データ交換のための技術要素(コネクター)などを定義・提供しています。
Gaia-Xは、効率的かつ安全なデータ流通のための基盤サービスを開発するプロジェクトで、ドイツとフランス両国の政府が2019年10月に発表した認証や契約手続に基づいてデータへのアクセスを制御し、データ主権を保護しつつ、さまざまなクラウドサービスとの相互運用性を確保する技術的な仕組みです。
Catena-Xは、IDSやGaia-Xを活用した自動車サプライチェーンの高度化のための、ドイツの自動車メーカーが2021年3月に設立を発表した自動車関連企業間の安全なデータ共有のアライアンスです。
出典:経済産業省 第1回 サプライチェーンデータ共有・連携ワーキンググループ 2022.10
IDS/Gaia-Xにおいては、多岐にわたる業界のプロジェクトを公募しています。
出典:経済産業省 第1回 サプライチェーンデータ共有・連携ワーキンググループ 2022.10
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