産業の未来に向けた成長分野、サーキュラーエコノミー
経済産業省は2021年11月18日、「これからのファッションを考える研究会 ~ファッション未来研究会~」を開催しました。
本研究会においては、これからの我が国のファッション領域における創造性等の発揮への支援、更なる海外需要獲得の実現など、持続的な価値創造のために必要な方策について検討していくとしています。
今回は、産業の未来に向けた成長分野、サーキュラーエコノミーについて、とりあげたいと思います。
産業の未来の構築に向け、海外を中心に大きく4つの成長分野にて様々なプレイヤーが出現しています。
4つの成長分野は、
・サステナブル・トランスフォメーション
・デジタル・トランスフォーメーション
・マテリアル・イノベーション
・サービス・イノベーション
です。
産業の未来に向けた成長分野
出典:経済産業省 これからのファッションを考える研究会 ~ファッション未来研究会~ 2021.11
近年グローバルプレイヤー中心に意欲的にサステナビリティに向け取り組み、従来型のサプライチェーンを大きく変革する動きもみられています。
足出すなどはプラスチックに注力した削減計画を打ち出していて、100%リサイクル可能なランニングシューズもすでに市場に投入しています。私自身もランニングをやりますので、アディナスやナイキなどの取り組みはよくみかけるようになりました。
サステナビリティに係る大手プレイヤーの取組
出典:経済産業省 これからのファッションを考える研究会 ~ファッション未来研究会~ 2021.11
グローバルでは、CO2排出量の無依存・削減や易生分解性を前提としたサステナブル素材の開発を行うプレイヤーも出てきています。
サステナブル素材開発プレイヤー
出典:経済産業省 これからのファッションを考える研究会 ~ファッション未来研究会~ 2021.11