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DXに対する経営陣の関与、日米比較

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経済産業省は2021年8月30日、「第4回 サステナブルな企業価値創造のための長期経営・長期投資に資する対話研究会(SX研究会)」を開催しました。

この中から、DXに対する経営陣の関与、日米比較について、とりあげたいと思います。

日米の大企業に対するアンケート調査によると、DXの戦略策定・実行に経営陣が自ら関わってると回答した割合は、米国企業では54.3%であるのに対し、日本企業は35.8%となっています。

申請・提案されたDXの戦略・実施に対して承認していると回答した日本企業は47.6%と5割弱となっています。DXの戦略策定・実行は、経営陣の関与が非常に重要な位置づけとなっているものの、積極的な関与というのは、米国と比べると低い数値となっています。

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出典:第4回 サステナブルな企業価値創造のための長期経営・長期投資に資する対話研究会(SX研究会) 2021.8.30

日本の企業は、DXを推進していくためには、デジタルを根本的に理解している経営陣が積極的に関与していく必要があるでしょう。

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