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DX解説(21) データ活用の広がりとつながり

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データを収集・蓄積、分析・可視化などを通じて、データを活用できる環境は整ったとします。

ただ、多くの場合は、単一の業務での活用や社内における業務の効率がが中心となります。

重要なのは、データを活用し、部内や組織の枠を超えて、サプライチェーンの効率化など、データのエコシステムを形成していくことが重要となります。

データのイネーブルメントによる収益化、さらには、社会全体への貢献に寄与することで、新しい価値創造や新たなビジネスへのつなげることもできるでしょう。

これらの実現には、ビジネスモデルの創造や業務の連携も必要ですが、データを相互に活用できるプラットフォーム化や、相互にデータを判読可能な状態でAPIなどを通じて連携すること、

更には、ネットワークでつながる環境や、セキュリティを担保した環境をつくることが重要となります。

サプライチェーンやエコシステムにつながるステークホルダーがメリットを得たり、収益機会の獲得といったようなことにつなげていかないと、持続性のあるモデルに展開していくことは難しくなります。

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出所:経済産業省 デジタルトランスフォーメーションの加速に向けた研究会 中間とりまとめ 2020.12

※経済産業省は「デジタルトランスフォーメーションの加速に向けた研究会 中間とりまとめ」(2020年12月28日)を公表しており、この資料からも適宜引用しています。

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