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DX解説(17) 意思決定にデータを用いる

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企業がDXを推進していくにあたって必要不可欠な取り組みがデータ活用です。

経済産業省が発表したDXレポート2では、日々の業務やビジネスに存在する様々な課題に対し、入手可能なあらゆるデータを適切に分析し、解決策を編み出すのがデータ活用のあるべき姿であるとしています。

企業はまず、ビジョンや事業目的を持ち、課題を示します。

課題には、新サービスの顧客ニーズやサービス改善の手法、利益拡大のための顧客開拓、リスク把握などをあげています。

これらを判断するためのデータを収集・蓄積・統合し、データの見える化を行うことで、顧客の真のニーズや重要業務へのシフト、新たなユーザ層開拓といったような解決施策を見出すことができます。

出所:経済産業省 デジタルトランスフォーメーションの加速に向けた研究会 中間とりまとめ 2020.12

※経済産業省は「デジタルトランスフォーメーションの加速に向けた研究会 中間とりまとめ」(2020年12月28日)を公表しており、この資料からも適宜引用しています。

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