新型コロナウイルス下での医療・福祉 におけるICT利活用
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政府のIT戦略本部は2020年7月15日、
第78回高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部
第9回官民データ活用推進戦略会議 合同会議
を開催し、「世界最先端デジタル国家創造宣言・官民データ活用推進基本計画」について、公開しました。
2020年7月17日には閣議決定しています。<PDF>
この中から厚生労働省が掲載した新型コロナウイルス下での医療・福祉 におけるICT利活用についてとりあげたいと思います。
新型コロナウイルスとの長期戦を戦い抜くためのICT利活用等による体制整備 では、
1)次の波に備えた医療提供体制の整備
2)次の波に備えた介護・福祉サービス提供体制の整備
3)感染症対策における情報通信技術の活用
の3つをあげています。
こういった状況を踏まえ、厚生労働省では、
新たな日常にも対応したデータヘルスの集中改革プラン
を示しています。
データヘルス集中改革プランの基本的な考え方は、3つの仕組みについて、オンライン資格確認等システムやマイナンバー制度等の既存インフラを最大限
活用しつつ、令和3年に必要な法制上の対応等を行っていくことを計画しています。
令和4年度中に運用開始を目指し、効率的かつ迅速にデータヘルス改革を進め、新たな日常にも対応するデジタル化を通じた強靱な社会保障を構築することを目指しています。
以下、3つのACTIONを今後2年間で集中的に実行していくとしています。
出所:IT戦略本部 2020.7
データヘルス集中改革プラン(2年間)の工程(案)では、
電子処方箋など、医療等情報を全国の医療機関等で確認できる仕組みや健康情報をいつでも確認できる仕組みなどの、展開を進めています。
出所:IT戦略本部 2020.7
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