DXを実行する上での経営戦略における現状と課題
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経済産業省は2020年1月22日、「第1回 Society5.0時代のデジタル・ガバナンス検討会」を開催しました。
この中から、DXを実行する上での経営戦略における現状と課題を中心にとりあげたいと思います。
DXを実行するに当たっては、新たなデジタル技術を活用して、どのようにビジネスを変革していくかの経営戦略そのものが不可欠であるとしています。
こうした中、例えば、経営者からビジネスをどのように変えるかについての明確な指示が示されないまま「AIを使って何かできないか」といった指示が出され、PoCが繰り返されるものの、ビジネスの改革に繋がらないといったケースも多いとの指摘がなされている状況となっています。
中でもデジタルに対するビジョンと戦略の不足が、浮き彫りとなっています。
ビジョン等策定にかかる日本の現状では、DX推進についてのビジョン等策定、経営者のコミットメントや組織整備について、多くの企業で進んでいない状況となっています。
出所:経済産業省 第1回 Society5.0時代のデジタル・ガバナンス検討会 2020.1 「攻めのIT経営銘柄2019」アンケート結果より経済産業省作成。アンケート対象企業総数は3,640社(上場企業全体)
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