デジタル関連コンサルティング市場は2016年に前年比40.3%増の1,200億円の市場規模に。「デジタル」が全てのビジネス領域に浸透
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調査会社のIDC Japanは2017年5月22日、ビジネスおよびITコンサルティングで構成される「国内コンサルティングサービス市場」予測を発表しました。
調査によると、2016年の国内コンサルティングサービス市場規模は前年比4.8%増の6,792億円に達しています。
IDCでは、「第3のプラットフォームを通じて提供されるIoTやコグニティブ/AIシステム、ロボティックス、サイバーセキュリティなどの導入/活用に関わる案件も含め、「デジタルトランスフォーメーション(DX)支援に関わるコンサルティング市場」の予測を行なっています。
「デジタルトランスフォーメーション(DX)支援に関わるコンサルティング市場」の支出額は、2016年に前年比40.3%増と非常に高い成長率で拡大し、約1,200億円に達しています。DXは産業分野を問わず経営層に重要性の認識が広がり、業務部門などのより現場側においても、新たな事業モデルや生産性向上のためにデジタル技術の活用を進めることが不可欠とされ、全てのビジネス領域で支援コンサルティングの需要が高まっているとしています。
DXの市場は2017年以降も高成長を継続し、デジタル関連コンサルティング市場は2016年~2021年の年間平均成長率(CAGR:Compound Annual Growth Rate) 23.8%で拡大、2021年の支出額は3,484億円に達するとは予測しています。
国内コンサルティングサービス市場 支出額予測: 2016年~2021年
出所:IDC Japan 国内コンサルティングサービス市場 2017.5
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