パブリッククラウドの市場は四半期で200億ドル、市場の構造は?
調査会社のSynergy Research Group は、2015年9月17日、IT企業における第二四半期のパブリッククラウドの収益状況を発表しました。
これによると、全体の収益は200億ドルを超えており、そのうちクラウド事業者に対して、ハードウェアやソフトウェアなどの提供を行う「Cloud Build」が70億ドルで前年比の成長率が26%、データセンターなどのファシリティーなどの「Collocation」が28億ドル(成長率95%)となっています。これらの代表的な企業として、 Cisco、HP、Dell、IBM そして、 Equinixをあげています。
企業向けに、IaaSやPaaS(プライベート/ハイブリッド)を提供する事業者「Cloud Infrastructure Service」は55億ドルとなっており成長率は49%と、最も高い成長率となっています。市場規模が最も高いのはSaaSの領域で、66億ドルとなっており成長率は29%となっています。
これらのマーケットリーダとして、 AWS、Microsoft、Salesforce、Google そして、 IBMをあげています。 クラウド事業者向けにハードウェアやソフトウェア、データセンターなどのインフラを提供する事業者の収益は合計で98億ドル、ユーザ企業向けにクラウドサービスを提供する事業者の収益は121億ドルとなっています。
Synergyでは、パブリッククラウドに関連する市場は急速に拡大しているものの、数少ない世界各地に大規模なデータセンターを構築しグローバルに展開するハイパースケールのグローバルプレイヤーがけん引している状況となっていることを紹介しています。