クラウド向かう未来とは?(2):オープン化とエコシステム
»
クラウドのオープン化とエコシステムの流れについて少し整理をしてみたいと思います。
フェイスブックのデータセンターでは仕様を積極的に公開しており、データセンター仕様のオープン化の流れが一部進んできていると考えられます。また、IaaSやAPIについてもオープンAPI化やAmazon互換などが進んでおり、クラウドのAPI上にいかに多くの事業者や開発者を呼びこみ、クラウドエコシステムを形成するかが、ポイントになっています。そしてクラウドポータルやクラウドブローカーといわれるように、複数のクラウド間を連携させて、一元的に運用管理ができるサービスも次々と登場しています。
また、公共クラウドやスマートコミュニティなどに代表されるように、クラウド社会システムの動きも進みつつあります。クラウドエコノミクスやクラウドのグローバルカバレッジの概念も進んでいくでしょう。
そして、クラウドの時代は何よりもユーザが簡単にリソース変更ができるといったようにユーザ主導のクラウドがさらに評価されていくことになるでしょう。
クラウドの大きな流れは、オープン化とエコシステムで、この流れにいかについていけるかが、事業者にとってもユーザにとっても重要なポイントとなっていくのではないかと考えています。
※「わんとぴ」キュレーター担当しています
@localict_1tp(地域活性化) @cloud_1topi(クラウド)@ebook_1topi(電子書籍)
@ict_1topi(情報通信政策)@mobile_1topi(モバイル)
@smartcity_1tp(スマートシティ) @smarttv_1topi(スマートテレビ)
SpecialPR