自分の思考を検索する
3月にITmediaオルタナティブ・ブログを始めてから、2008年の1月で11ヶ月目に入りました。これまでのブログ登録数は250を超えました。
また、ブログのネタにも限界があるため、ブログを新規に書くために自分の過去の記事等を検索し確認するというケースも最近多くなりました。昨年末に「2007年の“2.0”を振り返る(前編)」等で自分のブログを振り返ってみました。
その時期に自分の思考回路はどうなっているのか、自分はどんなことを考えていたのか、時が経てば経つほど、過去の自分の考え方がどうなっていたかということが気になることもあるでしょう。
最近、徳永英明のカバーアルバム『VOCALIST』シリーズを良く聞いています。9月10日付けオリコン週間チャートでは『VOCALIST 3』が3位、『VOCALIST』が8位、『VOCALIST2』が9位と3作同時にチャートインし、累計出荷枚数100万枚を突破しています。R35も継続的に人気ですが、思い出の曲を聴くと昔の風景や考えていたことを思い出すケースが多いのではないでしょうか?昔の音楽を聴くという行動は昔の自分の思考を思い出したい、検索したいという欲求が働いているのかもしれません。
仕事においては、職場では使うのは私一人だけなのですが、マインドマップを使うようにしています。パワーポイントで時間をかけてビジュアルに資料を作ることも大切かもしれませんが、まず自分の考え方や議論のポイントそして何を提言したいのかというのをまとめるには非常に便利なツールであると考えています。部内の管理職の会議にも(勝手?に)プロジェクターにマインドマップを映して会議進行のサポートツールにしています。時々過去作成したマインドマップを見ると、その時点で自分や職場がどのようなことを考えていて、どのような課題にぶつかっていたのかがよくわかります。
自分の思考は時代や自分が置かれている環境によって変化していきます。だからこそ、自分の思考をアプトプットしておくことでいつでも自分の思考を検索できる状態にしておく営みが大切なのかもしれません。