パソコンと携帯電話の価格と機能が逆転する時代
先日、「シグマリオンⅢは今でも使える便利なモバイル機器」という記事を書かせていただきましたが、多くの人がパソコンを所有する時代になり、ユーザは2台目のシンプルなパソコンを求めている時代になってきているようです。
先日のWBS(ワールド・ビジネス・サテライト)にも紹介されていましたが、台湾の台湾のASUSTeK Computerが2万円台の激安ノートPC「ASUS Eee PC」を販売すると正式発表しました(関連記事)。重さ約907グラム、ディスプレイは7インチで、LinuxのOSを搭載し、「Firefox」、「Open Office」そして「Skype」、メディアプレーヤーと、多くのソフトウェアがプレインストールされており、十分に実用で使えかつ気軽に持ち出しできるノートPCに仕上がっています。日本でも販売される予定とのことですが、日本でも注目を浴びることは間違いないでしょう。
一方、携帯電話の販売にも変化が見られます。NTTドコモは10月26日、新料金プランを発表しました。月額料金が安い「バリューコース」を用意する一方、携帯電話の端末は割り引かない販売形態を用意しました(関連記事)。また、Windows Mobile対応等のスマートフォン等が充実し、ビジネスやプライベートにおいてPCよりもより多くの機能を利用するというシーンも増えてくるでしょう。
パソコンの利用は、グラフィックやゲームをする人等の一部を除き、多くの人はインターネットを使って、ブラウザで作業や管理をできる時代になり、あまり多くのソフトウエアをインストールする必要もなりつつあります。そのため、「ASUS Eee PC」のような激安のPCでも十分であると考える人は多いでしょう。