仕事にストレスを感じる“人間関係”
正直ちょっと驚きました。毎日コミュニケーションズが、社会人3~7年目正社員対象『勤務実態調査(2007.8.28)』の調査結果を発表しました。特に驚いたのは、
『仕事でどの程度ストレスを感じているか』の問いに、「ストレスを感じている」と回答したのは87.5%と9割近くにのぼり、ほとんどの若手社会人が仕事におけるストレスを感じているという結果
仕事におけるストレスの原因は、男女全体で一番多いのが、“社内社外の人間関係がうまくいかないこと”で、50%近く(45.1%)を占めています。
ストレス解消方法は、一番多いのは、“寝る”ことで、80%(77.3%)を占めています。いずれにしても若手社員が3年で3分の1も辞めるというのは、このストレスの多さが原因の一つになっているのでしょう。
8月28日、厚生労働省が実施した調査で、「住居がなくインターネットカフェなどで寝泊まりしている人が全国で約5400人いると推計される」ことがわかりました【関連記事 ITmeda 8/28】。 若い人たちは多くのストレスから逃れようとしているのかもしれません。
若い人たちは、mixi等のSNSやブログ等の利用頻度も高く、ネットでたくさんつながるようになりました。つまりネットの中では、“緩やかな人間関係”をつくっていくことが得意なはずです。一方で、社内外の“深い人間関係”をあまり得意とせず、ストレスを溜めているのかもしれません。
私自身ITmediaのオルタナティブ・ブログを始めてから、書きたい情報を発信し、おかげさまで社外のいろんな人とも知り合いになり、多くの刺激受けることができました。この活動が幸いし、仕事においてもあまりストレスを感じなくなったと考えるのは、早計でしょうか?…..
■参考サイト
家族のつながり、地域のつながり、職場のつながり
(2007.7.4)