オルタナティブ・ブログ > 『ビジネス2.0』の視点 >

ICT、クラウドコンピューティングをビジネスそして日本の力に!

健康食品ブームをWeb2.0と薬事法の視点で考えてみる

»

ビリーズ・ブートキャンプがものすごくブームになっているように、世の中ではいろんな健康ダイエットや健康食品がブームです。ビリー隊長が来日されてから連日マスコミに報道されており、ビリー隊長のカリスマ性もありますが、健康やダイエットへの関心の高さを改めて感じています。同様に健康食品もマスコミや雑誌そしてネットでもいろんな形で紹介されており、あまりの情報の多さに自分が何を口にすれば、自分自身の健康のためになるのか迷ってしまうほどです。


6
27日に、「OpenPNEではじめる自作SNS入門」の著者である上田修子氏が主催する『2時間でわかる講座「薬事法に負けないサイトの作り方」』の勉強会に参加させていただきました。

0627

 










薬事法は、言葉自体は知っていても意味がわからずあまり関心のない分野ではありました。しかし、実際に話を聞いてみるとなかなか奥が深く、大変楽しく話を聞かせていただきました。健康食品のPR方法は、医薬品と間違われないために薬事法で制限をかけられており、表現方法を誤ると薬事法に抵触するケースもあるとのことですので、健康食品をテーマにしたサイト運営やブログを書いたりする場合は細心の注意が必要です。

 
少し健康食品とブログを使ったクチコミマーケティングの成功事例を紹介してみましょう。「リエータカフェ」というダイエットを楽しく賢くサポートするサイトでは、リエータという健康食品を利用しているユーザがブログで紹介(クチコミ)し、情報交換する健康食品のWeb2.0仕様のサイトを運営しています。ユーザ側は、ブログに定期的に記録することによって、自分自身のダイエットを監視し、健康管理をすることができます。そして自分のダイエット日記をみんなが読んでくれることによってモチベーションを維持できるというメリットもあります。一方企業にとっては、ユーザが商品の良さを自然とPRしてくれて、そしてリピーターが獲得できるというメリットがあります。さらに本サイトでは、“薬事法に抵触するものは監視の上削除する”という方針をとっており、薬事法に違反しない安心して健康を語り合えるサイト運営をしています。


健康食品がブームとなっていますが、時代の流れとともに健康食品のテーマは変化していくことと思います。健康食品はクチコミの影響力が非常に大きいのですが、健康や健康食品に関するブログを書くと場合によっては、薬事法に抵触することもあります。健康ダイエットや健康食品がブームになっている今だからこそ、
Web2.0や薬事法の視点も頭にいれながら行動していくと良いのかもしれません。


Comment(0)