新HTC J butterflyは本体はホワイトでオレンジのドットビューケースがいいな(付属のJBLイヤフォンもオレンジだし)
欧米から羨ましがられるアジア限定発売のHTCとKDDIのコラボスマートフォン「HTC J」の最新モデル「HTC J butterfly HTL23」の発表イベントに行ってきました。発売は8月29日です。プレスリリースは7月31日に出てまして、アイティメディアの記事はこちらです。
米Android Policeも「どうせ米国には来ないと思うけどさ」とちょっとすねながら紹介しています。
イベント会場には数十人、南北アジアのメディアの方々が集まっていました(IT系メディア関係者って万国共通なのか、ホテルのロビーで「あの人達もHTCイベント組だなー」と思って近づいたら日本語じゃなくてびっくりした)。
HTCの公式ブログによると、9月2日の台湾を皮切りに、香港、インド、マレーシア、シンガポール、タイで「Butterfly 2」というモデル名で発売するそうです。
少し前に欧米で発表された「HTC One(M8)」とスペック的にはほぼ同じだけど、おおまかに言うと、数字にうるさい日本人のためにカメラの解像度を1300万画素/500万画素にし、M8のメタメタなアルミ筐体をプラスチックにした(その御蔭で防水)もの。サイズも微妙に違う(下の画像がM8です)。
実物を触ってみるまでは、「えー、メタリックの方がいいなー」と思ってたんですが、3色の中の白(Canvasという名前)の白さ加減と手触りが素敵。陶磁器のような、と紹介されてましたが、ほんとに。Nexus 5の白を持ってる私としてはかなり嫉妬。
で、イベントに行く前から気になっていた「Dot View Case」(米国では50ドル、日本での販売価格は未発表)をつけるとしたら、どれにしようかと悩みました。日本では青、グレイ、オレンジの3色なんですね(国によって違って、米国は青、黒、オレンジ、ワインレッドの4色。グリーンもあるのかな)。
うーん、黒がいいかなぁ、と思ったので、「M8用のケースも使えますか?」と聞いてみたところ、J用はM8用と少し違うのでお勧めしないとのことでした。
で、オレンジをつけてみたところ、なかなかいい感じです。
カタログには載っていない、背中はこんな感じになってます。
付属のJBLイヤフォンもオレンジ(これは1色)なので、白筐体にオレンジカバーがベストだと思います。
このイヤフォン、たぶんこれ(Amazonで3000円)がベースだと思いますが、J用に最適化してあって、LiveStage機能をオンにしておくとちゃんと壁に反響しているようなサウンドです。
Dot View Caseは、カバーをつけたままドットから画面の文字(時間や天気予報、着信の相手など)が見えるのがウリですが、私が惹かれたのはカバーをしたまま電話に出て、通話できるところ。センサーで、呼び出し中に端末を耳元に合わせるだけで通話を開始できます(実際にやってみて、できました)。カバーがついてるので、ディスプレイをファンデーションで汚す心配もありません。
ケースの素材はやわらかめのゴムみたいな感じ(素材名は教えてもらえませんでした)で、乾いた布でさっとふけばファンデなどはとれそうです。固く絞れば濡れた布もOKっぽい。
欲を言えば、画面を普通に使おうとカバーを開いた場合、カバーが結構ぺらぺらと浮いちゃって、背中にくっつけておさえておかないといけないのはもうちょっと使いやすいといいなぁ。でも、電話として使うことが多い人にはこのケース、よいと思います。