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スマホ厳禁の美術館。イメージダウンとか、失うものの方が大きいのでは

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「携帯電話・カメラ・タブレット類などの記録媒体、お飲物の持ち込みをご遠慮いただいております。」

お飲み物とカメラは分かるんですが、携帯電話とタブレットが持ち込み禁止というのは、ちょっと抵抗が。

箱根に昨年10月に誕生したばかりの「岡田美術館」のことです。

展示作品の写真撮影を恐れてのことでしょうけれど、館内は暗くてフラッシュなしでは撮影できそうになく、フラッシュをたいたらガラスにうつった自分がとれちゃうようなところです。

入り口で、スマートフォンやタブレットを無料のロッカーに預けるようお願いされます。スマートフォン依存症の人は、ここでやめるかもしれません。せめて「電源を切れ」じゃだめなんだろうか。

そしてさらに、チケットを買って会場に入るところで↓こういうチェックが。

うわ。お願いしても、知らん顔して持ち込む人がいると最初から疑ってる感じですね。一応「お客様の安全のため」となっていますが、拳銃やナイフじゃなくてやっぱり記録媒体の持ち込みチェックですよね。

観光地の美術館だからマナーが悪いんじゃないかという心配?

でも、ポーラ美術館や彫刻の森美術館にもかなり素晴らしい作品が展示されていますが、ここまで厳しくありません。ポーラ美術館は建築物自体も面白いので、館内撮影OK(さすがに展示室はだめ)なのが嬉しいです。

岡田美術館は現在、最近話題の歌麿の「深川の雪」を目玉として展示しているので、月曜日の午前中でも結構混んでいました。平日ということもあり、ほとんどが悠々自適風な高齢者の方でしたが、「スマートフォン持ち込み禁止」で「えー、じゃぁやめようよー。ユネッサン行こう」という若い人もいたかもしれないなと思いました。

せっかくコレクションも充実しているのに、なんだかせちがらいイメージがついちゃいました。そう思いながら見上げると、なんだか建物も冷たい気がしたりして。今回展示していなかった作品が入れ替わって登場したら見たいと思いますが、再訪はだいぶ先になりそうです。

Okada

Comment(2)

コメント

上原 大樹

私は持ち込み禁止について、肯定派です。
それは、美術鑑賞時に他のどんなことでも煩わしさを感じたくないからです。時間を大切にする点においても携帯電話を手放すことに意味があると思います。
携帯電話に依存していることが、そもそもの問題かと。

>上原 大樹さま

美術鑑賞での煩わしさ回避ということであれば、コンサート会場と同じように電源を切るよう告知すればいいことだと思うのです。
持ち込みを「禁止」して、しかもレントゲンチェックまでするというところに抵抗を感じました。

それほど頻繁に美術展に行くわけではありませんが、少なくともこれまでに展示室内で通話するなどのマナー違反を見たことはないです。

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